2016-01-01から1年間の記事一覧

オバマと広島が海外の新聞の見出しになった日

1. 私の今回のブログはやはり、オバマ大統領の広島訪問です。 28日(金)、広島や長崎に関係のある人(とくに高齢者)を除いて、どれだけの日本人が関心を持ったかは分かりませんが、私は、テレビの実況中継をNHKでみて、翌朝の日本の新聞を読み、その日の午…

「キーワードは多様性」とロンドン市長「市民カーン」

1, 我善坊さん、長文のご説明有難うございます。 諏訪大社については、以下のような研究が定説になりつつあるようですね。 「祭神が建御名方(タケミナカタ)神に固定されたのは明治になってから」、 「柱立てという行為は世界中の原初的な信仰にみられる」 …

まだ、テレビで見た諏訪大社の御柱祭です

1. 平野さんコメント有難うございます。 ご質問の、サンダースの演説の実況をPC 経由見たのがyoutube.かどうか、はっきり分かりません。多分、そうだと思うのですが、私の情報源はワシントン・ポスト(WP)の電子版です。このサイトを開けると、大統領選の記…

パソコンでサンダースの演説を、テレビで御柱祭りを見る

1.5月5日の日経朝刊は1面トップで「米大統領選、トランプ氏指名確実」の大見出しと「クリントン氏と対決へ」の小見出しでした。前回のブログに「共和党はインディアナ州の結果でほぼ決まり」と書きました。翌日のNY Timeの社説は「共和党はいまやトランプの…

トランプ本当に勝つの?副大統領候補は?

1. 連休を田舎で過ごそうとまた中央高速と国道17号を走りました。 2週間前は韮崎の桃の果樹園が花ざかりでしたが、今回はもう散っていました。花の命は短くて、静かに終わります。 それに比べてアメリカ大統領選挙が長丁場で、騒々しいこと。 2. 民主党は4月…

映画「折鶴」や防災用品「マルチポンチョ」のこと

1. 前回、広島の原爆で死去した12人のアメリカ人兵士と彼らの遺族とのコンタクトを続けた日本人を取り上げたアメリカ映画を紹介しました。 フェイスブックで柳居子さんから「折鶴」という、やはり広島を取り上げた別の映画の紹介がありましたのでお礼ととも…

映画「ペーパ―・ランタン(灯篭流し)」と森重昭氏

1. 美川さん、京都でローラさんとお付き合い頂き、有難うございました。英語についてのご意見、ご尤もですね。彼女の英語はちょっとくせがあるようで、ミセスDもそう言っていました。9月からケンブリッジ大学で充実した日々を送られることをお祈りいたしま…

英国からの観光客とITの時代

1. 東京の桜は葉桜になりましたが、良い季節で人出も多く、街は賑わっています。3月20日の新聞には「海外からは年間2000万人に迫る勢い、海外に向かう日本人観光客の数を45年ぶりに上回った」とありました。 私も英国からの来客と会う機会がありました。今回…

新年度や「青年即未来」や谷中銀座のメンチカツ

1. 我が家の・枝を切られた桜の古木も今年も健気に花を咲かせました。 4月1日はエイプリル・フールを楽しんだ方もおられたでしょうか? この日の東京新聞朝刊は2001年から、「こちら特報部」という同紙売り物の特ダネ記事欄の2ページを使って「嘘の記事」を…

まだ司馬遼太郎のことと「天地間無用の人」

1. 寒さで桜もちょっと様子見でしょうか。早咲きの駒場の東大キャンパスはだいぶ咲いていました。 26日の土曜日は家人と出かけて司馬遼太郎の歩いたあたりを歩きました。 湯島天満宮にもお礼参り。「合格祈願」や「合格お礼」の絵馬があふれるように飾ってあ…

桜が咲く前に司馬遼の『本所深川・神田界隈』を読みながら

1. 東京の桜は明日にも開花宣言とのこと。我が家のは、道路に大きく張り出してあぶないので一昨年、残念ながら枝をほとんど切ってしまいました。それでもほんの少し残った枝につぼみが膨らんできました。 2.前回のブログのコメント有難うございます。平野さ…

まだ「なな」と「しち」と隅田川・深川散歩

1. まず平野悟郎さん、2月14日と21日のブログへのコメント有難うございます。宇治の大学で教鞭をとっておられるとは嬉しく、懐かしいです。 何れフォローさせて頂きますが、今回は御礼のみです。 前回のブログには我善坊さん有難うございます。ご指摘のコメ…

京都で漢詩と和歌のコラボレーションの講演会がありました

1. 前回のブログはインフルエンザのためアップが遅れましたが、今回は京都に行っていたためまた遅れました。 朝のうち京都御所を散歩しましたが、梅は満開、あたたかくて今にも桜も咲きそうな陽気でした。 前回は,(1) バスの乗り降り (2) エスカレータの利…

「文化」は不合理・不便なものであってよいのでは?

1. 前回の拙ブログにいろいろコメントを頂いたお礼が遅くなりました。 京都で少し遊び過ぎたか、 私事ながらインフルエンザに感染してしまい数日間寝てばかりいたためです。 周りの友人からも「やられた!」という情報が多く入っており、かなり流行している…

京都で『京都ぎらい』(井上章一)を読む

1. 先週は京都に1泊しました。家人がしばらく行っていない,古い友人にも会いたいということで二人旅です。 幸いに天気も恵まれ、さすがに2月は空いていました。勝手が分っていて、親戚や友人たちの住む街は安心感があって、のんびりします。 北野天満宮に参…

トランプやサンダースを支える人たちとレイモンド・カーヴァー

1.前回は、犬の本は売れない、猫の本は売れるという意見を紹介しました。 渋谷の「丸善ジュンク堂」でも確かに猫の本が多いです。 おまけに「現代思想」(青土社)という硬い社会科学の雑誌が、「人類学のゆくえ」の特集号の次に「猫!」の特集を出していま…

犬と猫はチョークとチーズぐらい違う?

1. 前回はアメリカ大統領選挙についての英国エコノミスト誌の論説を紹介しました。 よく分かりませんが、アメリカ人と英国人とは、ずいぶん違った国民なのでしょう。奇妙な人たちだと英国人は感じているのではないか、とエコノミストの論調からは読み取れま…

大統領予備選にトランプ旋風とエコノミスト誌の論説

1, 我善坊さん、コメント有難うございます。クロスワード・パズル、英米人が大好きですね。何故でしょうね? 私は英語のクロスワード・パズルは全くお手上げです。知らない単語のオン・パレードで、バイリンガルを自認する日本人でもこれが得意だという人が…

まだ日本語やらクロスワード・パズルやら

1.t-kono1223さんのコメント、水村さんの『日本語が亡びるとき』に興味を持っていただき、有難うございます。 お勧めの金谷武洋著『日本語は亡びない』(ちくま新書2010年)は未読ですが、サイトを覗くと、著者はカナダの大学で日本語を教えている人だそうで…

増補『日本語が亡びるとき、英語の世紀の中で』(水村美苗)を読みながら

1. 冬らしい寒い日が続き、年寄りは暖かい室内に閉じこもる時間が多くなります。 幸いに、東大の駒場キャンパスが歩いて10分ほどなので、図書館やカフェで過ごし、持ってきた本を読んだり、備え付けの雑誌を読んだりします。 今はキャンパスは関係者以外でも…

タイム誌が語る「ドナルド・トランプとは?}

1. 元旦以来、東京はおだやかな陽気が続いていますね。梅の名所として有名な世田谷の羽根木公園も例年より早く少し咲き始めたそうです。早速散歩に行って早咲きを撮ってきました。 人間社会は今年もおだやかではなさそうです。 アメリカ大統領選挙の年。 大…

タイム誌「2015年今年の人」はやはりドイツのメルケル首相

今年もよろしくお願いいたします。 1. 2016年最初のブログは恒例のタイム誌「2015年今年の人(Person of the Year)」を取りあげます。 同誌の昨12月21日号特集で予想通り、メルケルさんが選ばれました。 その前すでに11月には, (1) 米国Forbes誌がプーチン…