2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

王維の「鹿柴」と新島襄「寒梅」VSアメリカの選挙は?

1.前回は、美しい日本語を耳で覚え、暗誦することが大切だと思う、と書きました。 (1)もちろん、他の言語でも言えることで、詩であれば英詩も漢詩も同じでしょうね。 先月末に京都の街を歩いて苔に夕日があたる景色を眺めて、漢詩に、 「復(ま)た照らす青…

三好達治『詩を読む人のために』と「きれいな日本語」

新型コロナウィルスが日本でも拡散しているようです。 1.(1)こういう状況では、京都もおそらく観光客激減でしょう。 私も今月、大坂・京都に行くつもりでしたが、中止しました。風邪の症状があり、81歳の老人が咳やくしゃみが取れないままで電車に乗るのは、…

京都を歩き、人に会い、かるたを取りました。

1. (1)もう10日以上前ですが、京都に2泊しました。今回は遅ればせながらその話で す。中国からのコロナヴィルス発生がすでに報道されていましたが、まだあまり気にせずに、歩き、多くの人に会いました。 穏やかな日和で、大徳寺の早咲きの梅がもう咲いていま…

京都で考えた「寅さん」とアメリカ大統領選挙

1. 前回のブログで、いま上映中の映画「お帰り寅さん」を観るきっかけになった台詞 (「人間は何のために生きている?」)を、岡村さんに教えて頂いたことに触れました。 寅さんの映画を全作見ている友人が、このせりふが出てくるのは39作目の「寅次郎物語」…