ksen2005-11-10


CGMを「シティズン・ジェネレーテッド・メディア」と思いつきで言い換えたところ、ほめて頂き有り難うございます。そのkatouさんとは、錦市場でぐうぜん会うことがありそうですね。私にとっても3日に1度は食材を購入する大事な「台所」です。
本日は、ニューヨーク(NY)の話を少し続けます。写真は同地に長く住む北島節子さんと日野紀子さんです。日野さんから久しぶりにメールが届きました。
ESL(English as a second Language)+ボランティアプログラムがうごきはじめました。この夏2名の申込みがあり、来年版のJTBのカタログにも掲載されることになりました。概要ページは、http://wwww.nydevolunteer.org/activities/
です。このプログラムへの日本からの参加者をどうやればのばせるか、アドバイスを頂けたら幸いです・・・・・」
日野さんはまだ30代の女性。2002年5月にニューヨーク・デ・ボランティアという非営利組織を立ち上げ、アメリカのNPO活動を学びつつ、ボランティアの啓発・推進活動を展開しています。NY在住の日本人が中心となって、公園の美化清掃やホームレス支援・エイズ感染者支援などを続けています。8割が若い女性だといいいますが、中には日本企業の駐在員の奥さんもいて、企業幹部の夫人が若い人たちにまじって汗を流している事例もあるそうです。すでに累計で1,400名以上のボランティアが参加している、メーリング・リストは日本語版830名、英語版150名とのこと。
日野さんは、内閣府生活国民局が選ぶ「生活達人2005」に、海外部門で今年選ばれた5人のうちの1人になりました。昨年はシニアの旅行者にNYでボランティアを体験してもらう旅を企画し、それを発展させたのが最近知らせてきた上記のプログラムです。
日本人女性がNYで運営するNPOの台所がまことに厳しいであろうことは容易に想像がつきます。しかし日野さんは、それを吹き飛ばすような明るく元気な女性です。まだ「社会起業家」の卵かもしれませんが、海外で活躍する日本人女性の代表としてぜひ頑張ってもらいたいし、ささやかながら応援していきたいと考えています。上記プログラムの日本での広報について、良い知恵をお持ちの方がおられたら大歓迎です。