ksen2005-11-27

natscoさん、21日コメント有り難う。そうですね。アメリカを象徴する画家はワイエスノーマン・ロックウェルでしょうね。「絵は公共の財産」という意識もご指摘の通りでしょう。絵だけではなく、公共の財産はみんなで楽しみ・みんなで大切にしようという姿勢でしょうか。もっとも、アメリカでもフリック・コレクション(NYで私がいちばん好きな美術館)では写真撮影が許されません。ここは鉄鋼王フリック氏の個人コレクションということも関係しているかもしれません。何れにせよ、みんなが一斉に右へならえではないところもアメリカでしょうか。今回も、フリックについては外から建物の写真だけを撮ってきました。
こんな風にブログは、私の個人的好みからすると、前回のフラゴナールの「読書する少女」から話をどんどん広げていきたいところです。例えばフラゴナールであれば、本年10月8日にテレビ東京が「美の巨人たち」で取りあげた「ぶらんこ」(ロンドン・ワレスコレクション)や、フリック・コレクションの「フラゴナールの間」について。読書も取りあげたいテーマですし(いまの時代、フラゴナールが描いたような姿で美しく読書に集中する少女はあまり居ないのでしょうね)、フリックコレクションに話をもっていきたい気持ちもあります。
しかし、ケーセン(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)の主宰者の1人としては、そろそろ本題にも戻らないといけません。それでも、次回は週末に読んだ『ニューヨーク美術案内』の話をするつもりです。この本のメッセージが、少しは本題にも関係するように思いますので。