ksen2005-12-15

㈱ハッピー橋本社長を招いてのKSEN今年最後の例会は無事に終了しました。参加者の皆さん、ご協力有り難うございました。
人数は12名と小規模だったものの、講師を囲んで午後9時過ぎまで交流会が開かれ、充実した内容だったと思います。橋本さんからは早速お礼の(もちろん、こちらから言わなければならないのですが)メールをいただき、相変わらずその行動力には感心しました。
(株)ハッピーの新しい洗濯システム(「ケア・メンテ」)は環境への負荷の少ない・社会責任を意識したビジネスモデルだと言えます。かつNPOを立ち上げて、家庭での洗濯の達人を育てて、衣の文化を変えていくことも意図しています。私も氏がアイロンかけの実演をするのを見たことがありますが、ワイシャツでもちょっと手間と時間を掛ければ自宅で洗えアイロンできるというのが氏の持論です。昨日の講演は会社の理念・戦略や起業の心得といった内容が中心でしたが、実演もいれて洗濯法・アイロン法のセミナーも興味があるという意見が出席者から出ました。何れにせよ、元気あふれる起業家で、会社のますますの発展をお祈りします。
また、昨夜は㈱ハッピーの本社が宇治市槇島町にあるということもあって、宇治の市会議員にも出席していただきました。交流会では、宇治市にある学習塾で起きた悲惨な事件(10日、小学校6年の女子が塾講師に刺殺された)も話題になりました。「切れる」というのは縁が切れること、殺人というような恐ろしい行為に踏み切るとき例えば親の顔が浮かばないということが縁の切れていることで、そこに現代社会の大きな悲劇があるのではないか・・・という市会議員田中さんのコメントでした。人と人との基本的なコミュニケーション能力に問題が出てきているのではないか、という指摘もありました。何れにせよ、こんな悲惨な出来事で宇治の名前が全国に知られてしまうのは、同地で働く人間として悲しい限りです。家庭も含めて、ひとが他人とともに生き・お互いに成長していく喜びを、もっともっと考えていく必要があるような気がします。
なお本件については上記田中さんのブログもご一覧ください。