ksen2006-02-01

Canaryさん、28日付けコメントおよび情報Thanks!
Time 誌は私はアパートの家主さんから回ってくるのを読むので少しあとになります。Newsweek国際版をとっていますが最新の1月31日号にホリエモン事件の記事あり・・・・「小泉政権を象徴するビジネスマンを一人あげるとすれば、まさに堀江氏であろう(Indeed,if there's any single businessman who can be said to symbolize Koizumi's reign,it's Horie)。絶頂期のライブドアは、首相が作り上げようとした新しいビジネス世界――年功よりも業績が評価されるーーを具現化した存在のようにみえた・・・」とあります、海外ではこんな風に見られているのですかね。
我善坊さん、29日付けコメント有り難うございます。ご指摘の点もっともと思います。ただし企業や市民の意識もこのところ少し変わってきているのではないかという気もしています。「黙って税金だけ払っていればよろしい」と言っているだけでは済まなくなってきているのが現状で、少なくとも建前でも「行政と市民・地域との協働」がキーワードになっているように思われます。


ところで、前々回イチロー選手の「観客を楽しませることが、一番の社会貢献だと今は考えています」という言葉を紹介しましたが、私は、「今は」という言葉にイチローらしい頭の良さを感じます。「今は」一選手、しかし彼のことだから、将来は別の社会貢献を考えるのではないか?と想像すると楽しいですね。
日本のプロ野球選手のアメリカ大リーグへの挑戦が続きますが、私は、アメリカでの経験を通して、彼らが、野球だけでない他のもの(文化と言ってもいいような)も受け止めたのではないだろうか、と考えています。そして、そのことが、野球での活躍と同じぐらいに大きな意味をもつのではないでしょうか。野茂・松井・井口等々の野球以外の活動(新聞報道でしか知りませんが)から、人生観・生き方の変化を感じとったと言ったら少し大げさでしょうか?


実は、1月25日、ホリエモンにからんで、80年代後半アメリカ金融・ビジネス界を大騒ぎさせたマイケル・ミルケン(写真)にふれて、それ以来、話題がそれてしまいました。
これがブログの面白いところで、コメントを頂いて、そこから当方の考えてることが別に発展したりして、当初の予定通りに進まないことです。
ということで、マイケル・ミルケンに少し戻ります。
まずは、アメリカで頻繁に行われる、司法と被疑者とが取引をするというやり方です。日本でも最近、拉致被害者曽根さんの夫・ジェンキンスさんが軍法会議で司法取引に応じて減刑を受けたことで、注目されました。
日本では(というか、英米法と違う法体系の国では)こういうやり方がないため、被疑者によるホリエモンが罪を認めようが否認しようが起訴されれば、裁判が行われます。ミルケン(だけでなく実に大勢の犯罪者が)は、まさにこの取引を利用して、罪を認め、情報を提供し、罰金を払い、実刑に服し、その代わり、減刑され、世間から抹殺されることなく、出所後、社会復帰できました。いまでは、ご承知の通り「アメリカの主要なフィランソロピストの1人」として大活躍しています。
ホリエモンにこのような未来はないものでしょうか?