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神戸に住む友人からのメールで、テレビで面白かった番組を２つ紹介がありました。１つはＮＨＫの「プロフェッショナル」でリゾート再生に取り組む星野リゾートの星野社長。もう１つは「ガイアの夜明け」でフランス人のシェフと京都の有名料亭５店とが食の交流をしているという内容だそうです。
前者はたぶん今回は再放送で、以前に見た記憶があります。軽井沢の星野温泉で有名な老舗を苦境から復活させた若社長で、「決めるのは社員。人を徹底的に信頼して、任せて動かす」やり方が紹介されていて、たしかに面白かったです。

「ガイアの夜明け」は「食の交流」は見てませんが、いい番組ですね。但し、テレビ東京・テレビ大阪・・・でやっていて、何故か京都では見られません。私は内容をあらかじめ調べて東京の妻にビデオを撮ってもらっています。うち幾つかは（例えばフェアー・トレードのサフィア・ミニーさん(写真）を紹介した「ファッションが貧困を救う」など）授業で学生にも見せています。学生君からも好評でした。ミニーさんについてはご紹介する必要はないでしょうが、日本在住のインド系英国人。2004年シュワブ財団の「優れたソーシャル・アントレプレナー（社会起業家）」の１人に選ばれました。

いまは、テレビは冬季オリンピック一辺倒で、明朝は早起きをして女子フィギュア・スケートの実況を付けようかと思っています。

テレビでは、ご存じでしょうか？いま、ＢＳで「毎日モーツァルト」という番組が楽しいです。朝８時台と夕方６時５０分からの再放送があります。わずか10分ですが、彼の生涯をたどりながら作品を毎回１曲取りあげてさわりを流してくれます。
番組の中の彼はまだ１３〜１６歳、３度にわたるイタリア旅行の話です。昨日は、例の第３楽章「アレルヤ」のアリアで名高いモテット「エクスルターテ・エビラーテ（躍れ、喜びうたえ）Ｋ165」が演奏され「この曲はイタリア滞在なくして生まれなかった」という解説もありました。1773年1月にミラノの教会で初演されたとき、まだ16歳、驚くべきですね。
それと、彼が小さいときから実に良く旅行したということを再認識しました。ザルツブルグの田舎から、パリ、ロンドン、ウィーン、イタリア全土・・・しかもウィーンへは17歳までに３回（通算１年10ヶ月）、イタリアも16歳までに３回（同２年２ヶ月）も滞在しています。当時としては幼時から異文化に触れた、国際人だったのでしょうね。
これからまだまだ続くでしょうから、楽しみにしています。