ksen2006-04-03


まずは、KSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)4月イベントのお知らせです。すでに、KSENのサイトや淺野さんのブログにて広報されていますが、4月15日、京都シネマで映画鑑賞のあと代表の神谷雅子さんの話しを聞くという催しです。KSENとしては、映画文化の再生を願って活動している神谷さんを京都発のソーシャル・アントトレプレナー(社会起業家)の1人として応援していきたいと考えています。鑑賞する映画は神谷さん特薦の『寝ずの番』。「バチが当たるほど面白い!」という「大人のエンターテイメント」を楽しんでから、同氏の苦労話を聞く予定です。ぜひご参加ください。



本日は、あと、頂いたコメントのお礼で終わりたいと思います。


1. まず、海太郎さん、芳賀学長のコメント紹介有り難うございます。日本人と桜、詩歌の心、そして感性と理性の融合・・・と拡がっていきますね。私は超文系で技術がどうも苦手。このブログも(もっと言えば車の運転も)いまだにどうして動くのか一向に理解せずにいじっております。今後とも「技術屋」のユニークな発想のご披露とご指導のほどお願い致します。


2. Sdytomokuriさん、有り難うございます。懐かしく拝読しました。コメントによると「スシ・トレイン(sushi train)」はチェーン店の名前のようですね。まことに上手な命名法でソニーや宅急便がそうなったように、普通名詞になってもおかしくないような気がします。今後とも懐かしいシドニーの話し聞かせてください。Give my best regards to James!


3. 我善坊さん、3月29日付け『丸山真男の時代』書評感謝です。なるほどと感心しながら拝読しました。「東京」は明治以来の日本近代化の担い手→だから丸山を筆頭に自己批判も強い→アンチ東京の「京都」は伝統や特殊性の擁護者→それが昨今の右傾化の中で京都が意図的でないにせよ体制と結びついて、それだけに元気になっている・・・・どうも、中西某・佐伯某・本間某といった学者先生の言説にやや違和感を覚えていた私としては、実に面白く感じました。もっとも「東京」にも福田某だの、いろんな学者がいるようですが。


4. 最後に、トラックバックをして頂いた里人さんの「これから必要とされる素養とは?」有り難うございます。前述したように文系人間の私としては、恥ずかしながら未だトラックバックの仕組みがよく分からず、自分ではよう出来ないのですが、コメントはまことに共感・同感を持って拝読しました。
ご指摘の点はその通りだと思います。今回は紙数もあり詳しく触れることはできませんが、私も本学に入ってきたばかりの若者に「社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)」とはどういう存在か?なぜ今注目されているのか?といったところから話しをしています。社会起業家にならなくとも「精神」を理解することがまずは大事ではないかと思うからです。3年生になると、同僚の島田氏が「社会起業論」の講座を持ってノウハウ的なことにも触れてくれるだろうと思います。

取り敢えず本日はこんなところで。
最後の写真は内容と全く関係なく、新年度・新学期の始まりでもあり、ちょっとした冗談(数年前にコロンビア大学で撮った写真です)。