更新が遅れてしまいました。遅くなりましたが、お3方のコメントまことに有り難うございます。


mayさん、若い女性にとってのお雛様への特別の思いがよく伝わってきました。親孝行、大事ですね。


kshikuyaさんと海太郎さん、『不都合な真実』(原題は“Inconvenient Truth”です)への情報提供とコメント有り難うございます。

早速、私もグーグルで検索してみました。面白いと思うのは、こういう問題提起に、必ず「けち」を付けるというか、足を引っ張る人がいるということですね。人間の性でしょうか。


海太郎さんも早速ブログに丁寧な・かつ、こちらはもちろんまともな解説を書いておられます。

ブログを通しての情報ネットワークの広がりをあらためて痛感します。

また、ご指摘の通り、「行動」の大切さですね。この映画でも「観た人はぜひ他の人に勧めよう」と訴えていました。私にいま行動できるのは、恥ずかしながらその程度ですが。


ところで、国際文化会館のお雛様も取り払われたであろう、3月5日(月)に、横浜寿町の第2回フィールドリサーチに行ってきました。

ここはJR石川町駅から降りてすぐ、反対側はチャイナタウンです。

最初に、コロンビア大学のジムさんに連れていってもらったことはブログに書きました。
何というか、こういうところを訪問するのは、気が引けるものです。相手は真剣に日々を生きているというのに、リサーチなんて格好つけて、所詮、野次馬ではないかという思いを捨てきれません。


本学に「文化人類学科」があって、「フィールド・ワーク」を研究の命にしています。プロの研究者にとってはそれでいいのでしょうが、私の場合、基本的にはサラリーマンというか企業人というか、相手にどんな見返りを与えられるだろうか?とすぐ考えてしまいます。


と言いながら、当日は結局、5時間も滞在してしまい、「さなぎの食堂」で300円の昼食も一緒にし、私にとってはたいへん楽しい・有意義な時間を過ごしました。

谷津倉さんYさんが早速ブログ(前者は5日後者は6日の日記)に報告してくれています。ご関心のある方は覗いていただけると幸甚です。


このYさんという人について語りだすと長くなりますが、何とも不思議な人です。ブログを読まれるとおわかりのように、たいへんなインテリホームレス(言葉に失礼があったらお許しください)で、谷津倉さん等とともに(株)ファニービー(Funnybee)を何とか軌道に乗せようと頑張っている人です。


彼に会って、その魅力にはまってしまう人は多いようです。
「川本さんも、取り込まれますよ」とその日も若いボランティアに言われました。


無断ですが、彼のブログから、以下引用です。失礼がなければ、お互い「さん」付けでお願いしたいと言ったことに対する感想です。


 ・・・・・・ホームレスYを「さなぎの家」に行くと先生と呼ぶ奴までいる。何故か?これ 刑務所内で刑務官の事を先生と呼ばしているから。ちょっと強引に場を仕切る男が、先生に感じるらしい。そう言わせてしまった後味の悪さ、冗談を通り越して結構落ち込む。あと各種議員さんや教育者達が互いに先生と呼び合っているのも、なかなか気持ちの悪いもの。何か互いにバカにし合っているような感じを受ける。ただ、話の内容などによっては、肩書きが分かっていた方が通じやすい時などは、平気で使うが、普段は大体Yも先生という言葉は上手く使えない方・・・・・・

何となく私と感性が似てるな、と思ったものでした。