7日(土)は多少仕事をしたので8日(日)はアパートでゆっくりしました。

夜は、例年さくらと紅葉の頃に訪れる、もとの職場の上司夫妻と祇園「橙」のカウンターで夕食。


8日は好天で人出も多く、お昼にそばを食べようと御池通りを歩いていたら、京都市役所前の広場でイベントをやっているので寄り道しました。


「京都さくらよさこい祭り」の第3回だそうで、プログラムを貰ったら、42チームが参加し、中に私が働く京都文教大学のチーム(「風竜舞伝」)も載っているのでびっくり。


18人、全員うちの学生で、今回が初出場とのこと。


「がちがちに緊張した」そうですが、見た目には実に楽しそうに踊っていました。
宇治市から参加しました」と自己紹介をして踊りが始まりましたが、同志社龍谷、仏教大学といった学生数の多い大学の参加チームに負けずに元気よく踊っている姿は、嬉しく・かつほほえましいものでした。

高知からも「十人十彩(といろ)」というかなり有名だという連が参加して、本場のよさこい踊りを披露してくれました。


よさこい舞鶴連&よさこい踊り隊」というグループは大勢の参加でしたが、障害者の方もメンバーとのことで、正直言って、全員のテンポが合っている訳ではなく、障害者の方がワンテンポ遅れて、他のメンバーを見ながら合わせて、しかし楽しそうに踊っている姿には、ちょっとほろりとくるものがありました。

ということで、申し分ない企画だと思い、見ている私も十分楽しみました。


ただ1点だけ、60年安保を体験して以来、少しひねくれ者になった私としては、何と平和な日本だろうという寂しさも禁じ得ませんでした。

こういう形で若者のエネルギーが発散されるのであれば、デモや学生運動が盛り上がらないのも当然でしょう。権力や体制にとっては、自分たちに批判や不満がぶつけてこない、まことに好都合な状況でもあるでしょう。