ksen2007-08-03


Ikedaさん、31日付けコメント有難うございます。
そうですか、シドニーのオフィスのレイアウト、変わっていませんか。

おそらく職場の雰囲気や眺めの点では申し分ない場所ですね。だからと言って、仕事の効率が上がるわけでもないでしょうが、すくなくとも訪問客には喜んでもらえるでしょう。

それにしても、こうして、シドニーとも(時に、ニューヨークやロンドンも)日本語で交信ができるというのは、インターネットの驚くべき効用ですね。しかも、お金がほとんどかからない・・・


春学期がそろそろ終わって、私も、これから(ニューヨークとはいきませんが)京都と東京(病院行き他)と茅野(長野県)の田舎と、居所を変えるのですが、ネットのおかげで、仕事のかなりが処理できます。


ゼミ生からの課題レポートもネットで報告してくるのが多いですし、特に、4回生の場合は、卒論について夏の間も交信する必要があるので、ネットでの報告を原則にしています。


もちろん、皆様同様、迷惑メールには悩まされており、毎日、大量に入ってきます。しかし、物事には必ず「光と影」があるのだと達観して、かつ、総表現者社会においては、いずれ「良貨が悪貨を駆逐する」という楽観主義をとなえる梅田望夫さん(『ウェブ進化論』)を信じて、淡々と削除するようにしています。

まあ私のような年寄りに妙なメールを送ってきても、題名をクリックして削除するだけですから何の効果もないので、ひょっとしてこのブログを見ているプロの方がいたら即刻やめてほしいものです。「淡々と」といっても1つ困るのは、時に、大事なメールも一緒に消してしまうことがあることです。


ところで、東京との往復の途次に前から気づいてはいたのですが、品川駅に「チップ・トイレ」というのがあります。
要は、使用した人に、気持ちがあったら何がしかのチップを入れてほしいという申し出で写真がそのチップを入れる場所です。


ところが、品川駅を通るたびに、興味をもってちょっと立ち止まって見ているのですが、まずチップを入れている人を見たことがありません。


品川駅だけなのか、他の駅にも設置されているのか、どういう趣旨・発案で設置されたのか、知りません。そのうち無くなってしまうかもしれませんね。


ご承知の通り、海外で暮らすと、チップというのは時にけっこう気を使うものですね。
それに、タクシー代など、チップがきわめて形式的な儀式になっているような気がします。


しかし、他方で、レストランなので、ウェイターとけっこう楽しく会話して、少し多めにチップをおいて「まことに有難うございます(Thank you very much indeed)」なんて言われるのも嬉しいものです。

前に、日本では、ウェイトレスが料理やコーヒーを運んできたときなどに「有難う」というお客が少ないと書いたことがありますが、チップを払う習慣がないということも多少影響しているかもしれまんね。