皆様のコメントへのお礼が遅くなりました。

今回は、コメントへの言及で終わりそうです。

まず、7月31日海太郎さん、「京都文教大学100冊の本」について有難うございます。


レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は環境問題を考える上での必読書でしょうね。
実は恥ずかしながら未読にて、大いに反省したところです。

うーん、大岡信の『詩歌の森へ』も残念ながら読んでいません。


海太郎さんの、俳句をはじめ詩歌全般への造詣の深さにはかねて敬服しており、ブログ緑陰慢筆の最新の『句会という遊び』(小林恭二)についての解説も勉強になりました。

山本周五郎、といえば藤沢周平もでしょうか。
こういうの、若い人に読んでもらいたいですね。
個人的には前者の1冊ならやはり『樅の木は残った』、後者なら『漆の実のみのるころ』でしょうか。

坊主さんのコメントですが、確かに、課題レポートを電子メールで受け取ることを認めない教員が多いようですね。


理由は、ひょっとして届かないということへのリスクでしょうか。
私は、電子メールでレポートを提出する場合は必ず受け取り確認の返事を求めること、返事がない場合は再送することの2点を学生に義務付けています。


そもそも、インターネットが、ある種のいい加減な・おおざっぱな文化・思想から生まれたツールであることは、ネットの啓蒙書としてはおそらくもっとも早い時期に村井純さんが『インターネット』(岩波新書、1995年)で実に鋭く指摘していることで、そういう文化を受け入れるかどうかでしょうね(私の好みには大いにあいます)。

ところで坊主さん、春学期、「カスタ君の町家」を使わせてもらった「実習」のイベント(ここで紹介しました)について事務局が大学のホームページ
に掲載してくれました。
覗いてみてください。


この「実習」についても受講生6名のレポートを受け取っていま読んでいるところですが、いい経験だったと彼らになかなか好評でした。
秋学期も同様に面白いことをやりたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、machidaさん、7月31日にコメント有難うございます。
社会起業家』(町田洋次、PHP新書)は、世に「社会起業家」の存在を知らしめた意義は大きいと思います。


お元気でお過ごしのようですが、6日(月)に服部さんに久しぶりに会って、machidaさんのうわさをしました。
2人で、横浜寿町に行ってきましたZ(写真は横浜ホステルヴィレッジのフロントにて)。
私にとって3回目のフィールド・リサーチですが、それについてはまた後日。