ヒラリーかオバマか、その3

ksen2008-02-29


今年は4年ぶりに1日多い2月ですが、いろいろ事件がありますね。
日本国は、相変わらず冴えない事件が多い・・・沖縄に防衛省ですか。情けないですね。

他方で、いわゆる「ロス疑惑」という事件も、人間の悲劇とは違う次元で、一応大学で法律を学んだ人間としては日米の違いを新たに認識する上で実に面白い展開です。


大統領選挙の党の候補者絞込みもいよいよ大詰めでしょうか。
(2月20日のNYタイムズは”Her(Hillary's) road to victory is a cliff walk”という言い方をしていました)。

OBAMAについては、可能性が高まるにつれて、安全への懸念がささやかれていること、候補者の段階としては今までにない厳重な警戒体制を敷いていることを、25日同紙が伝えています。



4年に1度のアメリカ最大のお祭りで、膨大な資金を投入しての長丁場にて、民主主義とはお金のかかるものだとは前にも書きました。

ただ、本日のNYタイムズを眺めていて1つ感心するのは透明性です。
毎月どれだけの資金集め(Fund raising)をし、どう使ったかの公表義務があるようで、その概要が報道されています。

2月もオバマの資金調達額がヒラリーを上回ったが、後者も今までになく多額を集めた。2月中にヒラリー陣営が集めたのは、35百万ドル。うち30百万ドルが、インターネット経由の小額の寄付で、その平均は100ドル強というから、面白いですね。
まさに草の根の参加という感じです。

支出では、テキサスでオバマが5.1百万ドル使い、ヒラリーは3.1百万。オハイオでは前者の2.4百万対後者1.3百万・・・・

お金が有るか無いかも大きく作用する、しかもそれが公表されて競争しあう、資本主義の本家らしい国の選挙ですね。


今回は本当は、週末、正月以来はじめて東京に帰り、久しぶりに銀座通りを歩いた話を書こうとしたのですが、紙数がなくなりました。

銀座にアルフレッド・ダンヒルが出店して、大学から歩いて5分のところに本社のある株式会社ハッピーというベンチャー企業が、ダンヒルと提携して、窓口を設けたというので見に行ったということだけ報告しておきます。