本日は、珍しいところに行ったという、食の話題を2つ記録します。

たまには、贅沢な話になりますがお許しください。

ミシュランが東京のレストランを格付けしたことの、海外での紹介記事を前に報告しましたが、「NEWSWEEK」の記事は、東京の星の数がパリを追い抜いたといって驚くには早い、まだ京都があるよ、格付けしたら3つ星の数は東京の数倍になるだろう・・・というコメントで終わっています。


3月5日に、高台寺「和久傳」で食事をしました。

私がこんなところで食事をするのは後にも先にもこれが最初で最後だろうと思います。

京都生まれ・育ちの従妹が居て、なぜか招待券を貰ったというので夫婦2組で出かけたもの。酒代等の出費は当然こちら持ちですが、それにしてもおいしい料理でした。


囲炉裏を囲んで、丹後の地酒という「和久傳」を頂き、琵琶湖産の“もろこ”を炭火で焼いてもらったり、写真は、鷹が峰で採れたという九条ねぎを焼いてもらい、このわた(だったか?)を載せたもの。九条ねぎが実に柔らかくておいしい。

酔っ払って、何を話したか、ほとんど覚えていませんが、妻に言わせると、みんなで気炎をあげていたとのこと。

おいしく食べたり・呑んだり出来るうちが華ですね。いつまで、出来るか・・・

3月8日には、大阪の北東部、交野にある大門酒造という造り酒屋が古い蔵を利用して週末に開いている食事どころ「無垢根亭」で海太郎さんご夫妻とお昼をご一緒しました。

テレビで紹介された企業で1月28日ブログ
載せました。
インターネットを活用して独自の流通販路を開拓し、NYの高級フランスレストランの日本酒を売り込んでいるという「アントレプレナー」大門康剛氏が、やっているものです。

こちらは1人3990円とまあ手が届くお値段で、その日も満員でした。

雰囲気も食事もお酒も、もちろん会話も十分楽しみました。

交野で1826年創業だそうですが、灘や伏見と違ってたくさんあるわけではなく、ここ1つだけのようで、なぜ交野なのかよく知りませんが、万葉集にも出てくる、古代からの狩や遠出の場だったようで、のんびりした田舎町でした。