十字峡さんコメント有難うございます。
お礼が遅くなって申し訳ありません。

NPOの情報開示について教えて頂き有難うございます。行政が代わりに公開するというのはいいことですね。

ただし、余談ですが、NPOの理事や会員の名前まで「個人情報」に当たるので載せない・・・というところは、
この国は不思議な社会になったなあ、と思います。

土地私有制に対する偏執的思考、かっての「個人背番号制」への反発(これがいまの「消えた年金
問題の遠因になっていることご承知の通り)・・等々に相通じるような
日本人特有のメンタリティを感じるのですが・・・


話をもとに戻すと、市場経済市場メカニズムの意義を私も大いに肯定するものですが、市場メカニズム
機能するためには、情報開示と第3者評価とが不可欠であり、
この2つがコインの裏表になっているのだと信じます。


また十字峡さん、体調を懸念していただき、まことに感謝です。

たしかに、慌ただしく過ごしており、もう少し充電の時間がほしいですね。
まあ夏休みまで無理でしょうが。


平日は、会議(その前後の根回し)と授業(予習・復讐を含めて)、学生への
個別対応、来客等で追われてしまいます。


週末は、先週は、土曜に大学で保護者に来てもらっての保護者会、日曜は、東京にて学会(日本金融学会)、
今週は、昨日の土曜が「学園創立記念式」、本日の日曜は残務整理で研究室に出ています。



もっとも、「創立式典」は、私のような不信心者にとっては、なかなか良い機会です。

京都文教学園の前身の「家政女学校」は明治37年、1904年に創設され、今年104年を迎えます。


浄土宗の学園なので、式典では仏教の儀式があります。

学園関係物故者追悼礼拝ということで、
「同称十念」といって、全員で「南無阿弥陀仏」を10回となえます(
何度も)。

また、「帰依文」から始まり、法然上人の誓いの文章「一枚起請文」などを一同で朗読します。

読みながら(ちゃんと振り仮名をつけてくれるので助かります)、「

「帰依文(きえもん)」の「人身受けがたし、今すでに受く、仏法聞きがたし、いまここに聞く」
という出だしも「なるほど」と思うし、

「一枚起請文」末尾の「智者のふるまいをせずして、ただ一向に念仏すべし」というのも、
法然のいい言葉だと思います。

当日は、「永年勤続表彰」もあり、勤続40年から10年ごとに、10年まで。

私も、「勤続10年」12名の1人として賞状と旅行券をいただきました。

「人身・・・今すでに受く」と改めて感じたことでした。