柳居子さん、ブログを通していろいろとネットワークが広がるのは嬉しいことですね。
9月に入ったらまた「イノダ」でお会いしたいものです。
カンボジア駆け足旅行についてですが、9月5日(金)の夜、中京区の元本能寺にある「カスタ君」の町家」で報告会を開きます。
少人数の集まりになるでしょうが、今後とも植木さんや国際開発救援財団(FIDR)のカンボジア支援の活動を理解し応援を続ける場になればいいなと思っています。
ご関心のある方のお越しをお願い致します。
http://www.casta-kun.com/modules/news/details.php?bid=76
他方で、大阪で、ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)のネットワーク(仮称「ソーシャルイノベーション大阪」)を作ろうという動きが具体化しているようで、9月13日(土)午後1時半から大阪NPOプラザにて、第1回の交流会を実施します。
http://internevent.blog70.fc2.com/blog-entry-28.html
私も「ソーシャル・アントレプレナーシップ(社会起業家精神)とは?」と題して報告を致します。
ご関心のある方、とくに大阪在住の方、歓迎です。
今回のカンボジア滞在でも、現地で頑張っている多くの日本人に会うことができました。
そんな話も報告会で出来ればと考えています。
カンボジアには現在、登録しているだけでも30以上の日本のNGOが拠点を置いて活動しているようで、他国で活動する日本のNGOに比較してダントツに多いとのこと。
FIDRの現地駐在日本人は現在4人。責任者の女性は、高校を出てすぐにアメリカに留学し、以後、欧州で学び働き、いまはカンボジア人と結婚してこの地に骨を埋める覚悟のようです。
FIDRは他に、小児病院と給食事業を支援している男性1人と女性2人。女性は看護師と栄養士でやはり、カンボジアに来る前にあちこちの海外で活躍しています。
男性もインド、フィリピン、ルアンダでのNGO勤務を経験。
カンボジアは住みやすい、カンボジア人はまじめで学習意欲も高いと、この地で働くことに満足している様子でした。
またNPO法人かものはしプロジェクトには日本人の責任者がいますが、ウガンダでのNGO勤務を経て、この地にやってきたばかり。
いろいろとご苦労もあるようですが、現地のNGOのネットワークを作り、相互の連携や企業との協働に努力したいと意欲を語ってくれました。
NGO勤務から独立して、胡椒の農園を立ち上げて、「クラタペッパー」という黒胡椒を売り出してブランド品にまで育てている倉田さんという人もいます(お会いする機会はありませんでしたが)。
幼い難民を考える会(CYR)というNGOは織物技術や縫製の指導をして、現地の絹や綿の織物を生産し、お土産品の店も経営して、日本人の女性が運営しています。
私たちも、少しでもNGOの運営の足しになればという気持ちもあって、クラマーと呼ばれるスカーフを買い求めました。
また、神戸の小学校の先生を休職して、国際協力機構(JICA)が支援する青年海外協力隊に応募して、2年弱この地の小学校で音楽・図工・体育と日本語を教えているという女性もいます。
難しいクメール語を使いこなしているのには感心しました。
海外で、明るく・たくましく・元気に活動している日本人の姿が印象に残りました。