ksen2008-10-13

例によってお礼が遅くなりました。

海太郎さん有り難うございます。ご指摘の通り、いま話題になっている
CDS(クレディット・デフォルト・スワップ
は90年代半ばに開発された金融商品だそうですが、今やその残高が5千4百兆円(!)も
あるというのですから、まさに驚きですね。


ゴールドマン・サックスについてもご指摘の通りですね。30年近い昔ですが、ウォール街投資銀行で当時、
ユダヤ系の同社とワスプ系のモーガン・スタンレーが双璧でした。

やはりこの2つが何とか残りそうかな、という感慨があります。

柳居子さん、有り難うございます。
世の中、狭いですね。

というのは、岡部さん(もと住友銀行ロンドン駐在常務)は、ロンドンでご一緒でした。
もちろん、年齢も立場もはるかに上で、仰ぎ見るような人ですが、多少の面識はありました。

金融危機はまだまだ目がはなせず、最新号のNWは、「資本主義の将来」という特集を組んでいます。
写真は「アメリカ株式会社の崩壊」と題して、フランシス・フクヤマが書いています。

麻生さんには残念ですが、どうも日本の教訓から学ぼうという論調はどこにもなく、
(当然と思いますが)
むしろ90年代初めの、小国ながらスェーデンの取った措置をいま評価する文章がありました。

金融システムの安定が、そのためには「信頼」を取り戻すことがもっとも重要。

そのためには、素早く・断固として
決定的な措置をとること。それがスェーデンのやったことで、
政府が同国の金融機関のあらゆる債務を保証すると直ちに宣言しました。

実は、邦銀のロンドン支店も同国の銀行に大きな額の融資があり、これで救われた訳です。


本日の体育の日はすばらしい好日。

というのに残念ながら研究室に出て、NEWSWEEKを読んだりしています。


昨日も良い天気で、京都府八幡(やわた)市にある「松花堂庭園」で開かれた
「大茶会」というのに行ってきました。



2回生の学生君に頼まれて、5千円という高額の切符を購入したもの。
同君の叔父さんがここの館長をしている由。

どうも頼まれると断れないのが、昔から私の悪いくせ。

むかし、「卓史(たかし)とかけてタクシーと解く。こころ 
――呼べばすぐ来る」と友人にからかわれたのを思い出しました。


館内には「吉兆」が入っており、「点心」はここのお弁当でした。

「吉兆」のお弁当なんて、始めて頂きました。