池田さん、好きな本を読んでもらうのは私の勝手な趣味ですから気にしないで下さい。
そのうち私のも送りますから捨てないで下さいね。

今回は、今年最初のKSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)の
イベントの報告です。昨日(20日)夜「カスタ君の町家」で開催。

詳細は、KSENのサイトの通りです。以下、簡単にご報告。


1.ゲストは、株式会社Hibana(ヒバナ)
代表取締役・松田直子さん。ちょうど、2月15日の京都新聞の「この言葉胸に」
という欄にカラー写真入りで大きく登場し、タイムリーな企画になりました。

2.松田さんは、もともとは「薪く炭く(シンクタンク)KYOTO
という、日本に豊富に存在する「森林バイオマス」を広める活動をボランティアで始め、
これを8年続けたあと、3年ほど前に会社を設立。なお、前者の活動もまだ続いています。

3.会社の事業は、ペレットやペレット・ストーブや薪ストーブの販売・店舗の運営のほか、
環境教育など。「京都の木でまちづくり」をコンセプトに、「暮らしの中で火を使う」
ライフスタイルの普及を目指しています。


4.ちなみに、バイオマスとは「石油などは除いて、動植物から作られた資源のことで、
森の木に由来するものを特に、森林バイオマスと呼ぶ」。「燃料として使える森林バイオマスには、
薪や炭、チップ、ペレットなどがある。

木くずを固めた「ペレット」専用のストーブがあり、薪ストーブのような手入れが不要で効率
も良いと。いま、全国で工場が60ぐらい、ストーブは1万台ぐらい使用されているとのこと。


5.このように、石油などの化石燃料に頼らず、環境に優しいライススタイルを「京都から
発信することに意義と効果があるのではないかと考えている」という発言がありました。


6.イベントは、「関西元気人リレートーク」として続けているもので、今回が5回目。今年は、
若い元気人を中心に呼ぼうという企画で、今回がその第1回です。

そのせいか、参加者も若い人が多く、20名を超えて、活気に包まれました。

もちろん、運営委員の他、高台寺塔頭円徳院内の「株式会社まほうや
の経営者・松本さん、
いまや若手の経営者として注目されている、株式会社マイファーム
マイテニスの岩崎さんなど、経験豊富な先輩も参加してくれました。


松田さんの活動紹介のあと、いつものようにちゃぶ台を囲んでの交流会が賑やかに続き、
予定は午後7時〜9時だったのですが結局、進行役の藤野さんが中締めを宣言したのは午後10時過ぎ、
そのあともまだまだ意見交換・情報交換が続きました。


私は、運営委員の伊藤さんと一緒に、もっぱら七輪で目刺しやソーセージを焼いていましたので
(煙かった!)、交流会には残念ながら、あまり十分に参加できませんでした。


しかし、若い人(だけではありませんが)が、いろんなことに興味と関心をもって、元気に動いている
姿を見るのは気持ちの良いものです。


ひとり一人の存在はまことに小さくても、今の、国会・政治家・・・・等々の世界とは全く違うところで、
違う感性で、こういう人たちが結果的に日本の社会を変えていくのではないでしょうか。