3月は、週末3回、いろいろ用事があって京都―東京を往復します。

病院の見舞いのような、ちょっと辛い予定もありますが、
楽しい出来事もあります。

また先週(つまり昨日)は東京から友人が来てくれ、賑やかでした。

蛤御門の向いにある、私立大学の共済がやっているホテルに泊まり、
朝早く一緒に、桃が満開の御所を散歩して御池通に出て、進々堂で朝食のあと、
宮脇売扇庵にお連れしたり・・・幸いに良い天気でした。



ところで蛤ご門の名前の由来は「普段は門を閉めていて、火事のときだけ
開ける(はまぐりは、火で口が開く)」だそうで、ご存知の方も多いでしょうが
博学の友人が教えてくれました。


その前の週末は、恒例の年1回の温泉旅行。中高時代の4組の夫婦で、いつも、
安くて、小さくて、お湯が素晴らしい宿に1泊します。

前にブログに書いたことがありますが、ひとり温泉博士がいて、
私たちは彼のアレンジに全てお任せで、大いに助かっております。

もう11年目、11回目で、今年は、群馬県吾妻郡のたんげ温泉という「秘湯」です。



1991年開業と比較的新しいですが、山の静かな宿で、周りは渓谷と林、
宿はここ1軒しかありません。

小さなお風呂が6か所あって、それぞれ趣きがあります。

その代り、お湯に入ることと食事のほかは何もなし。食事のあとは
ほぼ1年ぶりに会う8人で大いにしゃべり、夜が更けます。

帰り、高崎で途中下車をしておそばを食べましたが、タクシーの運転手さん
も同じ県内だというのに「たんげ温泉ねえ・・」と、知りませんでした。


知る人ぞ知るというところでしょうか。

来週はまた、東京にて会合が2つ、病院のお見舞いも予定しています。