山崎さん、
お礼が遅くなりましたが、懐かしく拝見しました。お立ち寄り、感謝いたします。
6月10日ブログ開設の由、おめでとうございます。早速拝読しました。
私はいつまで続けるか分かりませんが(老醜をさらす前に、そろそろ終わりにしないと・・
といつも考えていますが・・・)、60歳台の参入がもっと増えてほしい、と
切望しています。
6月最後の週末は土日両日、大学の用事でした。
日曜(28日)は高校生を招いての「オープンキャンパス」、土曜は宇治市の市民の方
と「お金」について話し合いました。
「お金や銀行とどう付き合うか?」「金融危機で私たちの暮らしは?」というテーマです。
後者は企画してくれた事務局がうまくまとめてくれていて以下のサイトの通りです。
http://www.cyber.kbu.ac.jp/blog/ujibashi/2009/06/post_108.html
少人数のゼミのような感じで、結構面白かったです。
7月最初の週末はいろいろ用事があって東京にいます。
土曜(4日)には、JICA地球ひろばで開かれた、財団法人国際開発救援財団(FIDR)の「カンボジア報告会」を聞きに行きました。
同国でのさまざまな支援事業の1つ、プロジェクトマネージャーの川村さんと
看護師の上住さんによる、小児外科支援の報告です。
1.3年間、派遣された上住さんは、アフガンやネパールでの看護支援の
経験もあるベテランです。
15名のカンボジアの看護師を指導、成果をあげたようです。
2.主な活動は
(1)「チーム医療」の観点にたって、技術中心の看護教育からの脱皮を図る。
(2)そのため、医師との話し合いを重視、「怒るだけでなく、ほめてほしい」と伝える。
(3)上住さん自身の働いている姿を見せる、とくに患者と接する姿
(いままでそういう発想がなかった)
(4)勉強会で「看護」の理念・あり方を自ら考える。
等々の指導を行い、彼ら・彼女らに責任感や誇りが生まれてきた、
患者に「有難う」といわれて嬉しかった・・・
これからは、このようなモチベーションを維持・高めると同時に、教育にいちばん力を入れ、その「相乗効果」(他の病院への波及効果を含めて)を狙いたい・・・・。
「教育」がいかに大事かという視点からの活動に感心しましたし、こういう
「ソフト」の対外支援は、(ただハコ物の支援と違って)
意義が大きいと痛感しました。
3.報告会には、看護学校の学生さんも何人か参加していました。
将来、海外での看護師としての活躍を希望している、上住さんの後輩が
育っていくといいですね。
また当日は、ボランティアの若者が3人、青い、FIDRのTシャツを着て手伝っていましたが、週末なので、会社勤めの人たちとのこと。
仕事の傍ら、週末にボランティアに力を入れるような若者が増えていること、
それを許容する企業文化が日本にも生まれていること(私の若い頃は、
土曜も働いていました)を本当にいいことだと思いました。
カンボジアには昨年8月、KSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)
の仲間である株式会社カスタネットの植木さんに
連れられて行ってきました。
「日本の若者よ内向きにならないで」と題して、海外で頑張っている日本人の話を
ブログにも報告しました。
国立小児病院も訪れ、上住さんにもお会いして、いろいろ伺いました。