「ソーシャルビジネス町家塾」とこれからは「ピンタレスト」?

1. 柳居子さん、我善坊さん、通りすがりさん(面白い名前ですね)コメント有難うございます。
「通りすがり」のコミュニケーションは大事ですね。本日の柳居子さんがそのことをブログに書いておられます。
http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/201207240000/

マスメディアのアンケート調査なるものの胡散臭さについては、ご指摘なるほどですね。大マスコミの「世論誘導の確認調査」には気をつけないといけませんね。
他方でツイッターによる政党支持率調査の情報有り難うございます。
http://tsunotter.com/3339
ツイッターは見ていないので、興味深かったです。
「国民の生活〜」がダントツだけでなく共産党が2番目というのも面白いですね。
これから、こういう風に、「国民」の意思表明は、ツールとともに中身も多様化していくのでしょうね。
「国民の生活」を預かる政治にとっては「多様化する国民」を相手にする訳ですから難しい時代になりました。


柳居子さんの「畏きお方」の人間観。誰かがいちど整理して、「誰が好きで誰が嫌いだったか?それは何故だろうか?」を調べたら面白いと思います。

我々と違って自らの利害関係に捉われない・しかも直接接した人たちについての自由な好き嫌い観が出てくるのではないでしょうか。



2. 他方で、山田さん、フェイスブックの「タグ付け」有難うございます。
当方はいまだに「タグ付け」が分からず、感心して拝見しています。

その、山田さんの写真にあるように、夏の京都にて、
7月21日、「ソーシャルビジネス町家塾」の2年度が始まりました。
昨年は16名、少し多すぎたかなという反省があって、2期生は13名に絞りこみました。
第1回は、主催者3人からの「前置き&挨拶」と塾生4人の「いま何をしているか?これから何をしたいか?ソーシャルビジネスへの関心は?」についてプレゼンをしてもらい、意見交換をしました。


プレゼンを終えて、私がひとつ僭越ながら言ったことは
「物語る力」についてです。
4人のそれぞれ10分弱の発表を聞いた人が「自分がいちばん面白いと思った・もっと聞きたい話はどこか?考えてほしい」と言いました。


3. トップバッターの女性某さんは、書家で、なかなか魅力のある・独特の隷書(五体の1つ)で書を書きます。

写真は「日々好日」を彼女流にモダンな隷書で描いたものです
(因みに「日々好日」について、これまた柳居子さんがブログに載せています)
http://plaza.rakuten.co.jp/camphorac/diary/201207200000/

この仕事を、どうやってソーシャルビジネスにしていけるか?
そもそも、ビジネスとして成り立つか?が彼女のこれからのテーマです。

プレゼンの中で私が面白いと思ったのは、
彼女が、今年、縁があってアフリカのケニアに旅行したときに、ある小学校で書道の授業をする機会があったという短い報告でした。
授業は、英語が出来る・黒い肌の子供たちが、生まれて初めて「表意文字」の面白さを知ったという時間だった(「象の漢字って本当に象に見えるね」と喜ぶ子供たち・・・。


私はそこに、「魅力ある物語」に発展する力を感じました。

3.「町家塾」を終えて、主催者植木さんと私とで、KSEN仲間の加藤和子さんに会いました。
植木さんに頼まれて、9月14日(金)夜に和子さんと2人で、「ソーシャルビジネスとソーシャルメディアとの親和性」をテーマに小さなワークショップをやることになり、その打ち合わせです。


和子さんがかねて「これからはフェイスブックからピンタレストの時代になる」と主張していて、この辺も盛り込んで、当日は私は狂言回しです。


ピンタレストというのは私はまったく知りませんが、動画の共有サイトの由で、日本では、いまフェイスブック人口約800万人に対して、数万人の規模だそうです。
彼女はすでに京都で説明会も実施しています。
http://sandgasa.exblog.jp/18179862/


「英語で交流する。
しかし、英語の力はほとんど不要。私もオハイオ州の〜さんと気が合って交流している。
オバマ大統領もやっていて、共有することだって可能である。
自分としては、このまま英語のサイトでやってほしい。フェイスブックに日本語のサイトが出来て、主として日本人だけの閉鎖的なサイトになってしまった。
ああいう風にはしたくない」
という彼女のコメントを、面白く聞きました。


4. ところで、今回のブログは「面白い」という言葉を多用しました。
大事な言葉ではないかと思っています。
博学の柳居子さん、そのうち「面白い」の語源を教えてください。


ソーシャルビジネスも、「いかに面白いと思って貰えるか?」
試行錯誤が続きます。