- 今年もよろしくお願いいたします。
お正月を自宅で静かに過ごした方が多いでしょう。私も、昨年末に頂いたカレンダーを飾りながら、妻と昔話をしたりしています。
友人二人から素敵なカレンダーを頂き、心遣いに感謝しております。
2.一つは大英図書館作成の「ディケンズ・カレンダー2021」です。
私が19世紀の英国の小説家チャールズ・ディケンズの愛読者で、雑誌「あとらす」に4回続けて、彼を紹介する文章を書いていることを知っている京都の友人が送ってくれました。アマゾンで取り寄せて頂いたそうで、有難いことです。
小説が出版された当時のオリジナルの挿絵が、毎月それぞれ選ばれています。
2021年版の表紙は「オリヴァー・ツイスト」の登場人物、「アートフル・ドジャー(腕利きの逃げ手)」というあだ名で呼ばれる陽気な少年です。ロンドンの貧民窟に住み、オリヴァーが仲間に入れられてしまう,すりの名人です。
1月は、『クリスマス・キャロル』から。けちで強欲なスクルージが、クリスマス・イブに3人の幽霊に会って改心するおとぎ話ですが、その中でも有名な場面です。彼が「未来の幽霊」に連れられて、墓地に行き、自分のお墓を見せられて、ショックを受けるところです。
3.二つ目は、年下の友人の奥様が作ったものです。
退職して余裕が出来たので、2020年版はアメリカ西海岸を夫婦で旅行して、そのとき撮った写真をもとに作ったカレンダーを頂きました。今年は、コロナ禍で海外旅行が出来ないので、東京と京都のお寺を主に取り上げたとのことです。
2020年1月は、アメリカ・ユタ州にあるザイオン国立公園。ラスベガスから車で約3時間、グランド・キャニオンに行く途中にある奇岩の多い名勝です。
2021年1月は、「浅草寺の仁王門と五重塔」(東京:浅草)とあります。2月以降も楽しみです。
- この友人とは、昔、シドニーで一緒に働きました。
そのシドニーからはかっての同僚で、オーストラリア人と結婚して幸せに暮らしている女性の写真が、クリスマスのメッセージとともに届きました。
ご本人も写っていますが、背景のシドニーの眺めが(「も」と言うべきか)素敵なので、事後承諾で恐縮ですが載せさせて頂きます。
1枚はビーチにて、もう1枚はシドニー・ハーバー(港)の向こうにオペラハウスが見える景色です。前者は昨年8月で、現地の冬ですが、後者は11月、初夏です。これから暑い夏になって、また昨年のような大きな山火事に襲われないかと心配です。
5.そして、正月なので私事を許していただくとして、元旦だけは家族がやって来ました。
(1)感染対策として、長男一家と長女夫婦は別々の時間帯で、1時間ほどの短い時間だけ一緒に過ごし、
(2)ロンドンの次女一家はステイホームで来日できないので、LINEで「おめでとう」を言い(便利な世の中になったものです)、
(3)飲み、食べ、喋りましたが、原則マスク会食と換気を心がけました。幸い、みな近くに住んでいるので、移動に安心感があります。
6.現役の中年&若者が久しぶりに集まるので、コロナで仕事のやり方が変わったことなど真面目な話もしますが、毎年この集まりで、下らぬことで1つ訊くことがあります。
「昨年1年間、エンターテイメントの世界で大きな話題は何か?」という質問です。
(1)やはり「鬼滅の刃」、(続いているのが、「呪術廻戦」というマンガ)、
(2)「マジカルライブリー」
(3)「J.Y.Parkと虹プロジェクトとNIJIU」
ではないか、という報告でした。皆さんはご存知ですか?
「鬼滅の刃」は私も名前ぐらいは知っています。長男の妻の友人は「4回見た」そうですが、本人はさほど興味はないそうです。
(2)と(3)は、私たち老夫婦は名前も初耳でした。
(2)は漫才グループ、(3)は韓国人のプロデューサーが(J.Y.Park)、日本で素人の女の子を集めた歌のグループをデビューさせて(虹プロジェクト)、そのいちばん人気が「NIJIU」という話でした。紅白歌合戦にも出場したそうですが、我が家はいつも見ないので、知りません。
7.まあこんな話は余興で面白がるだけで、知ったからといって、「じゃ、マジカルライブリーの漫才を聞いてみようか」なんて気にはなりません。老人の好奇心なんてそんな程度で、いっときの世相を知る興味です。
そんな訳で、毎年、若者から情報を得ていますが、
いままでいちばん興味を持って、聞いたあともフォローしたのは、2017年の元旦に聞いた「恋ダンスとアメリカ大使館」の話題です。
「恋ダンス]という曲とダンスが話題になって、とうとうアメリカ大使館が取り上げて、当時のキャロライン・ケネディ大使がサンタクロース姿で、館員と一緒に踊った動画が大人気になったそうで、これは私も動画を見て、面白かったです。
大使館の動画はいまでも見られます。
https://jp.usembassy.gov/ja/u-s-mission-japans-rendition-popular-koidance-love-dance-ja/
以上、新年早々たわいもない話で恐縮です。