新年早々、東京は4年ぶりの大雪でした

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  1. 先週の6日〈木〉は東京都内でも,夜まで雪が降りました。

(1)行き帰りに苦労した方もおられたのではないでしょうか。

私は、朝から病院での治療があり、昼前に終わったので、帰るころに小雪が降り始めた程度で済み、助かりました。

 

(2)夜自宅で夕食を燗酒と頂いていたら、ヤマトの宅急便が到着、英国にいる娘からの荷物で、日時指定ではないのですが、こんな雪の中を届けてくれて、たいへんな仕事だなと改めて思いました。

海外からの荷物も年末年始は時間がかかるようで、遅まきながらグリーティング・カードが入っていました。年明けてからのクリスマス・カードの写真で恐縮ですが、添付させて頂きます。

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(3)翌朝は良く晴れて、寒さの中、メジロが庭に飛んできます。いつもより巣箱に入る鳥も多いようです。「食べ物があって、アフガンの子供たちより幸せかも」と妻が言っています。

 

  1. 前回のブログでは、「年齢当てのゲーム」をご披露しました。

何人かの方がトライして頂き、有難うございました。Masuiさんが、「ロジック」を説明してくださいました。さすがです。

――「飲むをaとして、生年月日をbとして、言われる通りにすれば下2桁に「2022―b」が来て、3桁の所に飲んだ回数が来ますから、仕掛けがわかりますね」――とあります。

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3.英エコノミスト誌が選んだ「2022年カントリー・オブ・ザイヤー」も紹介しました。

選ばれたのは、イタリア。候補は他に、サモアザンビアモラビアリトアニアの4国です。

以下、頂いたコメントの一部ですが、たいへん勉強になりました。

 

(1)「イタリアはドラギのあとが全く不明なのでちょっと違和感ありました」、

そして、「決して中国嫌いではないのですが、リトアニアに昨年のcountry of the yearをあげても良かったのではないかと思います。大国に対し筋を通す、今までの歴史を思う時、その大切さを思います」。(木方さん)

 

(2) 「リトアニアは今でこそ小国ですが、中世ではポーランドと並んで中欧の大国だったと習った記憶があります。杉原千畝の「命のビザ」の舞台でもありますね。」(刈谷さん)

 

(3)「バルト三国は常にロシアの覇権に晒されていて、政治干渉や人権問題に歴史的にしっかりした覚悟が出来ていますね。カントリー・オブ・ザイアーに選ばれている国々は我々には思いつかない国がほとんどですね」(Masuiさん)。

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4. 7日(金)の「世界のトップニュース」。今年初登場のデヴィッド・マカティアさんは、「2022は、英語の読み方によっては、“2020 two“となります。「コロナの年がまたくるかも、と心配になります。そうならないことを願います・・・・」と、例によってジョークを飛ばしていました。

 今年はほんとに、どんな年になるでしょう?昨年12月の英エコノミストが長文の「日本特集A special report on Japan」を載せています。なかなか面白く読んだので、できれば次回ご紹介したいと思います。

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5.最後に今年初めての俳句をご披露します。

(1) 中高の同期生の有志がメールの句会をやっています。目についた句を3つ、勝手にご紹介します。今月の「兼題」はタイミングよく「初雪」

  • 「初雪を愛でて盃(さかづき)重ねおり」(岡田さん)
  • 「初雪や水面に映る薄化粧」(桝井さん)
  • 「年賀状書く筆止まる友訃報」(中神さん)

 

(2) 読書会の若い友人からは、自宅の窓から初雪を眺めながら、「次の一句を景に添えたいと思います」として、

  ――春雪三日祭の如く過ぎにけり 石田波郷――という句を以下の評とともに紹介して頂きました。これまた勝手に転載致します。

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――『酒中花』(昭和43年)所収。上五が字余りであるが、読んでみると、「春雪三日」は「シュン・セツ・ミッ・カ」と撥音が弾むようなリズムを刻んで、思いがけない春の雪を嬉しいものとして受け止めた作者の心持ちがまず伝わってくる。作者は病と縁の深い一生を送り、療養俳句に新しい時代を築いた。(正木ゆう子)――