タイム誌2022年“今年の人(パーソン・オブ・ザ・イアー)”

  1. 先週は「10年に一度の最強寒波」、東京も寒かったです。

(1) 京都市内では雪が積もった由。

そんな中、岡村さんが、祇園の舞妓さんの写真と動画をメールで送って下さいました。「祇園町の新年会」でのご披露だそうです。

動画は、舞妓さんが二人で「祇園小唄」の曲に合わせて舞います。私には夢のよう

な別世界です。眼の保養になり、感謝しながら何度も眺めています。

(2)「祇園小唄」は、昭和5年に公開された映画の主題歌。長田幹彦の歌詞は京都の四季を歌った四番までありますが、「春」はご存知の方も多いでしょう。

「月はおぼろに東山、霞む夜ごとのかがり火に、夢もいざよう紅桜、偲ぶ思いを振袖に、祇園恋しやだらりの帯よ♪」

 

(3)岡村さんと違って、私はスマホで動画を撮ってアップするやり方を知りません。

見ることは出来たので、サイトを載せたのですが、他の方もが開けられるかどうか,無理でしょうね。

 代わりに写真を載せました。4月に3年ぶりに歌舞練場で再開される「都おどり」ポスターの写真も頂きました。

(4)ついでに、10歳の少年と80歳を越えた音楽家とがピアノの連弾を練習

する2分弱の動画をLINEで送ってくれ人がいるのでので、これも念のため写真を載せます。

 

モーツアルトピアノソナタ15番冒頭の編曲ですが、10歳は素人ですからご愛敬です。

 

(5) こんな風にIT機器を自由に駆使して情報や映像を発信する人が増えていて、何も出来ない老人は羨ましく、ただ感嘆しています。

高齢者がデジタル時代にどのように対応していくかは難しい問題です。

 年初に姉弟4人が集まりましたが、最年少の弟・三郎は世に知られた物書きですが、いまだに手書きで原稿を書いています。100冊以上の本を出していて、全て手書きで、情報収集も全てアナログでやっていると聞くと、これはこれで立派なものだと感心します。

 私はそれなりにデジタル時代を追いかけているつもりですが、三郎のように時代に流されずに頑固に自分流に生きるのも羨ましいなと感じた新年でした。

  1. 話は全く変わって、まだ昨年の話ですがタイム誌の「2022年今年の人」です。

皆さんとっくにご存知でしょうが、私自身のために簡単に記録しておきます。

昨年最終号のタイム誌は、

・ロシアの侵攻にあたってのゼレンスキーの決断と行動は、「ここ数十年見たこともないやり方で世界を奮い立たせた」。

・デジタル技術を駆使して世界に発信し、「我々がウクライナを守るのは民主主義を守るためだ」と訴えた。

・その結果、「ウクライナの精神は国内外の無数の人々によって体現された」

・もちろん大統領への批判はあり、果たして彼の努力が成功するかどうかは分からない。彼自身、「後世がどう評価するかは、まだこれからだ」と語る。

――とした上で、

”ゼレンスキー大統領とウクライナの精神“を

タイム誌恒例の「2022年今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」に選びます。

その理由は、

(1)「勇気は、恐怖と同じく人から人へと伝染することを証明した」

(2)「自由を守るために国民と国家を団結させた」

(3) そして「民主主義と平和がいかに脆弱なものか、世界に警告を示した」

からである。