東京は桜が開花、「祈り、そして希望(Grace and Hope09)」

  1. 東京では、桜が咲きました。「年々歳々」春はやってきます。

(1)東北大震災から12年、死者行方不明者は関連死を含めて22,212人、避難している人はいまも30,884人、ほとんどは福島県の避難者とのこと。

ロシアのウクライナ侵攻から1年、暴虐は止まず、悲劇はまだ続くのでしょう。

(2)ロンドンでは、3月11日、英国在住のピアニスト平井元喜が福島の復興を願い、チャリティコンサートを開きました。福島日報が伝えました。

満員御礼だったそうで、「「福島」と書いた封筒に寄付金を入れて持参した人やイタリアやフランスから駆け付けて寄付する人もいた」。

12年前をまだ忘れない人たちが、海外にもいます。

 今年も、2011年に大震災鎮魂のために作曲した

Motoki Hirai: Grace and Hope 〜祈り、そして希望〜 (2011) - YouTube

を弾きました。

彼は3月11日生まれということもあって、ロンドンをはじめ海外で度々復興支援のコンサートを開き、東北にも何度も訪れています。

(3)私自身は、せめてメディアの報道を読んで考えることぐらいしか出来ません。しかしこういう活動が海外でもまだ続いていることを記録しておきたいと思います。

  1. ところで前回、銀ブラをして映画「丘の上の本屋さん」を観たと書きました。フェイスブックに頂いた皆様のコメントを感謝とともに、要約させて頂きます。

 

(2) シドニーの野田さんからは、「是非ともこの映画を観たい」とあり、「銀座そぞろ歩き」にも触れて下さいました。

彼女は、私が知る中で和服姿がいちばん似合う日本女性で、銀座歩きにもっともふさわしい方です。

 

(2) 横浜のMasuiさんからは、「この手の映画は大好き」で「本の大切さや読み方を教えながら、最も大切な「人権」を抵抗なく教えていく姿に感動する」とありました。悲惨な出来事が多い中で、Masuiさんの言う通りだなと痛感します。

 

(3) 京都の浅野さんからは、「京都シネマでも上映している」との情報提供がありました。

京都シネマ四条烏丸に近いミニシアターで、よく行きました。経営者の神谷雅子さんは私が考える「社会起業家」の一人で、たしか浅野さんと一緒にお会いしたこともあります。

映画「フラガール」のバリアフリー上映会を観たことをいまも思い出します。視聴覚障碍者も楽しめるように企画されたもので、当日も彼らが何人も一般の観客と一緒に楽しんでいました。

(4)ドイツの刈谷さんからは、

東京・経堂に古本屋を復活させた「小さな店での小さなつながり」 :ひとまち結び (nikkeibp.co.jp)

という、ネットに掲載された記事を教えて頂きました。

地域に根付いた本屋さんというコンセプトに相通じるものがあるようです。

ドイツから日本の情報にアクセスできる便利な時代になったことも実感しました。

(5) 最後に、京都の岡村さんからは、

映画館で観た最初の映画は、小学生の時に観た1958年公開のスペンサー・トレーシー主演の「老人と海」だそうです。当時京都高島屋の西側にあったパレス劇場という映画館とのこと。

私の場合は、中学生の時、アラン・ラッド主演ジョージ・スティーブンス監督の「シェーン」、たしか日比谷映画劇場でした。岡村さんより5年昔、1953年の公開です。

老人と海」も「シェーン」も今の若い人は名前ぐらいしか知らないでしょう。昔のアメリカ映画には良い作品があったなと懐かしく思い出しました。