ksen2005-11-07

ナノメディアとブログに関する2つのコメント有り難うございます。方や、やや懐疑的、方や、やや楽観的と見方は少し分かれますが、底にある問題意識は共有しておられるように感じました。私としては、まだよく分かりませんが、前回触れたように、これからのネット社会では「CGM(コンシューマー・ジェネレーテッド・メディア)」が、同じCでも「シティズン・ジェネレーテッド・メディア」をめざすことが、そしてその「市民」のレベルと質を高めていくことが重要ではないかと考えています。そのためには、やはり良質のネットワークを構築していくことではないでしょうか。CAC社会起業家研究ネットワークもそうだろうと思いますが、京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワークもそこを目指していきたいと願っています。
ところで、たまには硬い話から離れて・・・・牡蠣(オイスター)のおいしい季節になりましたね。私のアパートは「京の台所」と呼ばれる錦市場に近いのですが、ここに昨年ぐらいから、かきを店先で食べさせるお店ができました。もともとは(いまも)魚屋が本業だと思いますが、季節になると、生牡蠣1個130円、焼き牡蠣150円で食べさせてくれます。結構人気があって、週末など外国人の観光客もまじって行列ができます。今年からは改造してカウンターも作り、座って食べられるようにもなりメニューも増え、ビールやお酒も出るようになりました。いろいろ考えるものですね。
ところで、ニューヨークでは牡蠣は1年中食べられることはご存じでしょうか?ニューヨークのグランドセントラルステーション(大中央駅)の中に有名な「オイスター・バー&レストラン」があります。右上の写真ちょっと見にくいですが、この7月末に私が撮りました。入って左がテーブル・クロスのあるちゃんとしたレストラン。こちらはまだ座ったことがないのですが、右手がバーというか、カウンター席の気楽な簡易食堂です。
一人旅は夜の食事が億劫なものです。この夏のニューヨーク滞在時、かの地の友人と共にする機会を別にして、1人のときは、宿泊先にごく近いこともあって、もっぱら「オイスター・バー」を利用しました。1人で来ている客がけっこういます。座るとまっさきにサービスのパンが出てくるし、白ワインを飲みながら、牡蠣とクラム・チャウダーでも食べればすっかり幸せな気分になります。私の場合、小食に加えて日本食にこだわる方ではないので、昨日も今日もオイスター・バーで・・・という日々を過ごしました。夏の盛りに食べた牡蠣の味をいま懐かしく想いだしています。