米国

エリザベス・ウォーレンと「アメリカの資本主義への新しいプラン」

1. TVを観ていたら、ラグビーW杯の決勝戦を終えての座談会で、元日本代表の五郎 丸歩選手がこんな趣旨の発言をしていました。 「もちろん日本代表チームのさらなる活躍を期待したい。同時に、日本人選手がたとえばイングランド代表のジャージーを着て活躍す…

トランプの再選戦略(タイム誌)と「テキサフォルニア」(エコノミスト誌)

1.昨年の今ごろは、近畿・九州で記録的な大雨がありました。今年も九州は大雨に見舞われました。 我々は蓼科の田舎家にやってきましたが、日中はさほど雨は降らず、湿気の少ない気候で助かります。 体調もあって5月&6月に来られなかったので、今回早めにや…

タイム誌「2018年今年の人」続編です

1. 前回は「みんなが愛唱するような第二の国歌があるだろうか?」と書いたところ我 善坊さんから、日本人の心情にぴったりではないかと「里の秋」、岡村さんからは「懐かしい思い出の歌」として“We shall overcome”“ Hobo's Lullaby(流れ者の子守歌)”をあ…

タイム誌2018年「今年の人(Person of the Year)」は?

1. このブログ、いつまで続くかわかりませんが、今年もよろしくお願いいたします。 東京はよく晴れた、気持ちのよい元旦でした。朝早くから、ほとんど人の姿をみない東大の研究所とキャンパスを歩きました。 夕方から、子供や孫たちが現れ、賑やかでした。い…

アメリカ最高裁カバノー判事とエコノミスト誌の論説「Kava--no」

1.庭の芙蓉もそろそも終わりですが、今日のような曇り空によく似合う花です。 我善坊さん、コメントと質問有難うございます。平安初期の「陽成天皇」がなぜ、後期の崇徳院や後鳥羽院と並んで、百人一首で「院」と呼ばれるか? 雲の上の話なので考えたことも…

米国トランプ大統領をめぐる話題と中間選挙

1. このブログは原則日曜日の朝にアップしていますが、今回は1日早い土曜日です。たまにはトランプ大統領を取り上げることにしました。 (1)アメリカで中間選挙が近づいていることもあって、最近、関連のニュース(三面記事的な報道を含めて)がいつも以上に…

アメリカの最高裁判事選任とトランプ

1. 甲子園高校野球での秋田の農業高校の大活躍は、何となく楽しかったです。 現地農業新聞の号外も出たそうですね。 我々老夫婦は畑でじゃがいもを作ったりして、プロの農業をやっている方にはご迷惑をかけていると思いますが、それでも農業高校の頑張りは…

戦争の記憶と歴史――コロンビア大学特別講義について

. 1.山口さん、オペラの思い出有り難うございます。じかにゆっくり思い出話を伺いたいものです。「今は庭仕事と植物観察など」の由。お年寄りには年相応の愉しみがありますね。 私も田舎の自然が好きで、先週は昨年の11月初め以来5カ月ぶりに、信州蓼科に行…

「タイム誌2017年今年の人の次点以下」とICAN

1. 小さな庭のかりんの木の枝に家人が毎朝みかんを置くと,目白などが早速やってきて、あっと言う間にきれいに食べてしまいます。冬の寒さ、彼らも食物を見つける苦労は大きいだろうと思います。 ところで前回の「タイム誌今年の人、沈黙を破った人たち」の報…

タイム誌2017年今年の人は「沈黙を破った人たち」(The Silence Breakers)

1. このブログいつまで続くことだろう? 今年もよろしくお願い致します。 メサイアでキリスト教の雰囲気にひたってから2週間も経たない松の内、老夫婦は、こんどは湯島天満宮に行き、菅原道真公にお詣りし、上野公園を歩き、西郷さんにも挨拶してきました。 …

タイム誌でイアン・ブレマーが語る「中国の優位性(Advantage China)」

1. 所用で昨日まで紅葉が盛りの京都にいましたが、そのことは次回にして、東京の我が家では、昨年調布の神代植物公園で小さな苗木を買った薔薇が今年の冬もまだ花を咲かせています。薔薇は英国の国花ですが、逆境にあっても、棘で身を守り、芯の強いところが…

「リベラル」が確固たる存在感のある国のこと

1. 朝の散歩路、東大駒場キャンパスの銀杏並木が色づいています。来週末は駒場祭です。ただ今年は、風が強い日が多かったせいか例年より早めに散った葉も多いようです。 「風に聞け 何れか先に 散る木の葉」とは漱石の句です。 2. 週に1度は朝の散歩に加えて…

NY Timesの記事「自分自身のお通夜で(At His Own Wake)」

1. 今年最後の茅野市滞在ですが、八ヶ岳は初冠雪。昨日からは台風の影響で雨です。 前回は友人が教えてくれた「クオリティ・オブ・デス」について。 今回は、NY TIMEESの今年5月25日付の記事を紹介したいと思います。 https://www.nytimes.com/2017/05/25/wo…

NY Timesの記事「自分自身のお通夜で(At His Own Wake)」

1. 今年最後の茅野市滞在ですが、八ヶ岳は初冠雪。昨日からは台風の影響で雨です。 前回は友人が教えてくれた「クオリティ・オブ・デス」について。 今回は、NY TIMEESの今年5月25日付の記事を紹介したいと思います。 https://www.nytimes.com/2017/05/25/wo…

トランプ「ロシアゲート」と「憲法を守る」人たち

1. いまの「かの時」は、まだ薔薇咲き誇る「時」でしょうね。前回のブログは、「かの時に我がとらざりし分去れの方への道はいずこ行きけむ」の歌を紹介しました。 たまたま直後に友人に会ったので、この歌を披露しました。「誰の歌か知ってる?」の質問に、…

タイム誌「カリフォルニア共和国の逆襲(The California republic comes roaring back)」

1. 寒い日が続きますが、朝の散歩道、駒場民藝館の紅梅白梅が早くも咲き始めました。東京では、春は徐々に近づいています。 前回のブログで「国境をまたいで猫はあくびする」という“平和の俳句”を紹介し、昨年12月に東京新聞に掲載と書いたのですが、これは…

京都から帰ったらトランプ大統領就任

1. 先週末、京都に2泊しました。時おり雪が舞う寒さでしたが、帰る日はよく晴れて新幹線から富士山がきれいに見えました。 2. 帰京して、ブルーレイにとってあったトランプ大統領就任式の模様を見ました。16分の演説で気づいたのは、 オバマのシカゴでの退任…

オバマ大統領退任演説と「現実はいつかあなたに追いつく」

1. 猫の額ほどの庭に、昨年晩秋に調布の植物公園で買い求めた薔薇が、けなげに美しい花を咲かせています。公園で満開だった品種「イングリッドバーグマン」に似ているかなと思いながら眺めています。 先週のブログは、聡明で活動家の文化人類学者だったオバ…

タイム誌9月5日号「素晴らしい子供たちの秘密(The Secret of Super Siblings)」

1. 前回の「トランプに失望」のブログには、フェイスブックから珍しく多くの方からコメントを頂きました。有難とうございました。教えて頂き、私の間違いも1つ分りました。十分調べずに、トランプはペンシルニア大学ウォートン校という名門ビジネス・スクー…

晩秋の信州とアメリカ(大統領選・ワールドシリーズ)

1. 氤岳居士さん、遅くなりましたが神代植物公園の温室情報有難うございます。咲き そろった睡蓮を見にいきたいものです。 もっとも当方は、晩秋の信州に週末を過ごしました。今年の最後の滞在ですが、もみじや落葉松の紅葉や雪でうっすら化粧した八ヶ岳を眺…

やはりアメリカ大統領選挙と上下院議会選挙。

1. 前回は古今集の「秋の巻」巻頭の歌「秋来ぬと〜」を紹介しました。 「百人一首にもとられている〜」と書きましたが、これは間違いで、2人の方から指摘して頂きました。 定家卿が選んだ藤原敏行の歌はもちろん「住の江の岸による波よるさえや〜」ですね。…

タイム誌が語る「アメリカには240も祝う理由がある」

1. 今回は、暫らく取り上げていないアメリカの話です。 7月4日はこの国の独立記念日ですが、今年は建国240年。 そこで7月11〜18日号の「タイム誌」は特集記事を組みました。 いま、アメリカはいろいろと問題を抱えている。大統領選挙の年だというのに双方の…

オバマと広島が海外の新聞の見出しになった日

1. 私の今回のブログはやはり、オバマ大統領の広島訪問です。 28日(金)、広島や長崎に関係のある人(とくに高齢者)を除いて、どれだけの日本人が関心を持ったかは分かりませんが、私は、テレビの実況中継をNHKでみて、翌朝の日本の新聞を読み、その日の午…

トランプ本当に勝つの?副大統領候補は?

1. 連休を田舎で過ごそうとまた中央高速と国道17号を走りました。 2週間前は韮崎の桃の果樹園が花ざかりでしたが、今回はもう散っていました。花の命は短くて、静かに終わります。 それに比べてアメリカ大統領選挙が長丁場で、騒々しいこと。 2. 民主党は4月…

映画「ペーパ―・ランタン(灯篭流し)」と森重昭氏

1. 美川さん、京都でローラさんとお付き合い頂き、有難うございました。英語についてのご意見、ご尤もですね。彼女の英語はちょっとくせがあるようで、ミセスDもそう言っていました。9月からケンブリッジ大学で充実した日々を送られることをお祈りいたしま…

トランプやサンダースを支える人たちとレイモンド・カーヴァー

1.前回は、犬の本は売れない、猫の本は売れるという意見を紹介しました。 渋谷の「丸善ジュンク堂」でも確かに猫の本が多いです。 おまけに「現代思想」(青土社)という硬い社会科学の雑誌が、「人類学のゆくえ」の特集号の次に「猫!」の特集を出していま…

大統領予備選にトランプ旋風とエコノミスト誌の論説

1, 我善坊さん、コメント有難うございます。クロスワード・パズル、英米人が大好きですね。何故でしょうね? 私は英語のクロスワード・パズルは全くお手上げです。知らない単語のオン・パレードで、バイリンガルを自認する日本人でもこれが得意だという人が…

タイム誌が語る「ドナルド・トランプとは?}

1. 元旦以来、東京はおだやかな陽気が続いていますね。梅の名所として有名な世田谷の羽根木公園も例年より早く少し咲き始めたそうです。早速散歩に行って早咲きを撮ってきました。 人間社会は今年もおだやかではなさそうです。 アメリカ大統領選挙の年。 大…

フォーブス選出の「世界で最もパワーフルな人物」は今年もプーチン

1. このところ英国を支える「保守の精神」ともいうべきものを考えています。 他方でこの国の首相は(良くも悪くも?)国の構成原理である憲法の解釈を自らの判断で変えてしまう・・・これは「保守の精神」とは眞逆の「革新」そのものでしょう。 さすれば日本…

「キャッチャー」の著者の評伝『サリンジャー』と戦争の記憶

1. 藤野さん有難うございます。同じ意見を共有できる友がいることも、発信が増えている話も心強いです。権力から距離を置く京都人の心意気に期待しています。老人も頑張ります。 同期会の「文集」についてのコメントも嬉しく拝読しました。フェイスブックに…