エリザベス二世の葬儀と立憲君主制のこれから

1.19日の英国女王の葬儀の模様をテレビで眺めました。 (1) 国民の40%以上が視聴したそうです (2)厳かで華やかな行進が続き、沿道に集まった人々の多さを見ながら、雨の多いロンドンでこの日降らなくてよかったなと思いました。 それと無粋な話ですが、高齢…

モーリシャスでの「日本文化イベント」

1.蓼科の夏を終えて帰京してから10日以上経ちましたが、体調はいまいち。 夏の疲れが出たのかもしれません。 発熱と咳がありコロナを心配しましたが、抗原検査キットによる検査では陰性でした。 年齢のせいもあって回復に時間がかかります。 それにしても、…

「品格のある風景」とエリザベス女王逝去

田澤耕さんの『僕たちのバルセロナ』を取り上げたときに、京都に「バルセロナ文化センター」が出来たと書きました。 早速岡村さんが行かれたそうで嬉しいことです。 責任者のカタルーニャ出身の女性に会って話を聞いた。 「公的なものでなく、支援者に恵まれ…

『僕たちのバルセロナ』、そして夏の終わり

前回紹介した『僕たちのバルセロナ』(田澤耕)の語り手は、6歳の長男悠君です。 (1) 日本の幼稚園から、いきなりバルセロナの小学校1年生になりました。 言葉は一切分かりません。 (2)いちばん困ったのが「トイレに行きたくたって「行きたい」って言えない…

『僕たちのバルセロナ』(田澤耕、西田書店、2022)と岡田さん

1.今回は、法政大学名誉教授・田澤耕氏の著書『僕たちのバルセロナ』を取 り上げます。田澤氏は日本におけるカタルーニャ研究の第一人者です。 2002年に日本で初めて本格的な「カタルーニャ語辞典」を刊行しました。 一般向けの著書には、中公新書の『物語カ…

蓼科で畑と食の話

お盆も終わり、帰省客の多くは都会に戻り、田舎はまた静かになりました。 お盆の時期は地元JA経営のスーパーも大混雑し、レジは長い行列でした。 いまは、畑の脇に咲くコスモスやひまわりの花を眺める人も少なくなりました。 2.無事に英国に帰った次女からメ…

広島原爆の日、平和祈念式典と畑の収穫

8月6日(土)、今年も妻と二人で、茅野市の平和祈念式典に参加しました。 いつものように、朝8時15分に1分間の黙とう、そのあと献花をしました。 (1) 長野県茅野市は、岡村さんの奥様の故郷です。岡村さんも奥様が元気だった頃は、夏は農作業の手伝いに、こ…

私たちの「思い出トランプ」

私事ばかりのブログで恐縮ですが、孫2人は、8月1日英国に戻りました。 最後の4日間は猛暑とコロナの中,東京に滞在。無事に帰国したようで安心しました。 蓼科では、山のような洗濯物を、近くのコインランドリーに行って、10分100円の機械に入れました。こ…

英国からの豆台風と過ごす

前回は、英国から孫たちがやって来て、長時間の飛行や時差などに参って、当方もくたびれた、と書きました。 フェイスブック仲間の藤野さん、田中さん、岡村さん、Masuiさんから、疲れが出ないようにと優しい気遣いの言葉を頂き、感謝しております。 岡村さん…

コロナ感染急増の中、英国からの豆台風

1.身近でも、コロナ感染のニュースは珍しくなくなりました。 ただ、いまのところ、彼らに重症者がいないのが幸いです。 それでも4回目の接種を受けた友人が、その直後に感染し、一日だけでしたが38.5度の熱が出たそうです。 2.そんな中、英国ロンドン郊外に…

テレビ番組「新発見!言葉でつながる小鳥たち」

1, 蓼科で過ごしていると、古い・小さいテレビしかないこともあって、見る機会が減ります。その代わり、庭にやってくる小鳥を眺めています。 そんな訳で、東京の家で見た、小鳥たちの生態を伝えるテレビ番組を取り上げたいと思いました。 BSの「ワイルドライ…

『金閣寺』と宮津丹後のリモートオフィス

前回は、三島由紀夫『金閣寺』の話でした。小説の題材になった金閣寺は、1950年7月放火によって全焼し、56年に金ぴかの寺が新築されました。 2.コメントをいろいろ頂き、感謝しております。 田中さんからは「金閣は(三島が好んだように)キンキラキンでなけ…

読書会で三島由紀夫の『金閣寺』を読む

前回は三島由紀夫が歌舞伎のために書き下ろした作品を、没後52年経って、アメリカの大学生が英語で上演したという話題を紹介しました。 いつも祇園の思い出話が楽しい岡村さんのコメントに、飯島さん経由の情報で、三島が『金閣寺』を書いたのは、祇園の花見…

「英語で歌舞伎、人々に笑いを」

1.「テレビのニュースをつけても、世界も国内も暗い話題ばかりで明るい気持になれない」と妻が嘆いています。 前回紹介した精神科の医者が書いたベストセラー『80歳の壁』には、ご丁寧に「高い壁を低くするヒント50音カルタ」まで載っています。 最後の「わ…

ロンドンからの出張者と友人たちの話題の本

先週は、外出の機会が多かったです。 11日(土)には、英国に住む次女の2年4カ月ぶりの出張でした。 翌日曜日は、我々家族も再会を楽しみました。場所は六本木の国際文化会館です。 (1) まずは順調に帰国できたようです。入国時の検疫も時間がかからず、すん…

「リアルな日々」と「公共的な死」

前回は、妻が、ITに弱い同世代の仲間と久しぶりに会食をした話を書きました。 (1) 田中さんから、「いろんな意味でリアルな日々が大切だと、コロナ禍で学びました」とコメントを頂きました。 (2)岡村さんは、「京都にも観光客が目立って増えてきた。修学旅行…

高齢者もようやく外に出るようになりました

1. 今回も神代植物公園の薔薇の写真です。 (1)我が家の玄関脇にも、「プリンセス・ミチコ」の小さな薔薇が今年も元気です。 (2) これも「プリンセス・チチブ」も英国で開発されました。今年は、女王の即位70年を記念して「エリザベス女王陛下」と名付けら…

5月の薔薇とウクライナのオルガ・ルデンコ編集長のこと

1.五月晴れの気持ちよい日、妻と二人で調布の神代植物公園に満開の薔薇を見に行きました。大勢の人出でした。 2.それぞれに付けられた名前を確認するのも楽しみです。 「プリンセス・チチブ」「イングリッド・バーグマン」などは毎年迎えてくれます。 「ピー…

第四回京語りの会に出席しました。

1.5月14日(土)、東京は赤坂で、今年最初の「京語りの会」が開かれました。通算4回目です。 (1) 最初は京都の有名人・下前さんの「床屋談義」でした。2回目からは同氏の語りに加えて、もうひとり講師が加わりました。 (2)今回は、「帯匠誉田(こんだ)…

京都と茅野の絆、『最強の野菜スープ』のこと

1.前回のブログで、長野県茅野市の山奥で過ごし、徐々に次世代に任せているが多少 は畑仕事を手伝ったことに触れました。 (1) 京都の祇園町会長岡村さんの奥様は、もう亡くなられましたが、茅野市のご出身です。 ご自分も以前は5月の連休には奥様の実家に行…

 GWの蓼科はまだ早春のおもむきでした。

ゴールデンウイークの連休は信州蓼科で過ごしました。 季節は、東京と1か月遅いようで、ちょうど早春の趣きです。草木が緑になり、レンギョウ、山桜、花桃、山つつじ,山吹,雪柳など,花が一斉に咲きます。 今年は3年ぶりの「行動制限のない」ゴールデンウィ…

タイム誌「大谷選手は“ミスター・エブリシング”」と、友人の絵

前回は,タイム誌の表紙になった大谷翔平選手の写真を載せました。以下、記事の一部をご紹介します。 (1)「すべてを備えた男(Mr.Everything)」と題する記事で、まずは「昨シーズン彼は、米大リーグの歴史で今まで誰も見たことがないことを成し遂げた」と評…

ジョン・デンバー「カントリーロード」とカイン・リー「美しい昔」

新緑が美しい季節です。東大駒場キャンパスの銀杏も葉が出ました。学生姿が増えました。 キャンパス内を散歩しながら、前回のブログで頂いた、皆様のコメントを思い出しています。 まず岡田さんから、諏訪湖畔の「タケヤ味噌」という明治5年創業の老舗企業を…

今年初めての蓼科と御柱(おんばしら)祭

4月上旬は初夏のように温かな日が6日ほど続き、今年初めて老夫婦で蓼科に滞在しました。今回は、素人写真と滞在報告です。 家まで中央高速経由で約180キロ、妻と交代で、時速85キロ前後の慎重運転を心掛けたつもりです。 途中、山梨県にある釈迦堂パーキン…

ETV特集「ウクライナ侵攻、海外の知性に聞く」

前回、「今年ばかりは墨染めに咲け」という古歌を紹介しました。 藤野さんから「京都の墨染寺(ぼくせんじ)に、この歌に因む墨染桜がある」という情報を頂きました。岡村さんはこのお寺に行って撮った写真を載せて下さいました。 お二人のご親切に感謝です…

「今年ばかりは墨染に咲け」(古今和歌集)

4月最初のブログです。3月は4回すべてウクライナ関連になりました。コメントもいろいろ頂きました。 京都の岡村さんはこの戦争に、若い頃旅をしたベトナムを思いだすようです。 ベトナム戦争を取り上げた『サイゴンから来た妻と娘』(近藤紘一)や『ライ…

いまのウクライナを思い起こす、トクヴィルとヴァイニング夫人の言葉

1.ウクライナの戦争を思い、以前に読んだ本の一節を思い出しています。今回はその中から、2つご紹介します。 2.一つは、『アメリカのデモクラシー』(トクヴィル、松本礼二訳、岩波文庫)にある文章です。 (1) アレクシス・ド・トクヴィルは19世紀半ば…

『物語ウクライナの歴史』と藤原帰一教授の想い

にわか勉強で、中公新書の『物語ウクライナの歴史、ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次、2002年)を読みました。著者はもと駐ウクライナ大使です。 (1)たまたま、ドイツ在住の刈谷さんもこの本を読み終えたそうです。同じことを考える人は少なくないでしょう…

ゼレンスキー大統領はいつまで発信を続けられるか?

今回もウクライナの悲惨な状況です。「私はキエフを決して離れない。最後まで残る」と繰り返し語るゼレンスキー大統領と2百万の市民が残る首都キエフに向けての、ロシア軍の総攻撃が今にも迫っていると伝えられます。 他方で、ネット時代もあるにせよ、国家…

「第二次世界大戦以来、欧州で最大の地上戦」

ウクライナの状況がますます悲惨になっています。 3月4日、ゼリンスキー大統領は、「原発が砲撃された。人類史上初めて、テロリスト国家が核のテロリズムとなった。欧州は目を覚ますときだ(Europe must wake up now)」と訴えました。 以下は、ここにいた…