今回はアメリカです。ギンズバーグ判事死去と米大統領選。

1,日本時間の昨日、アメリカの最高裁判事、ルース・ベーダー・ギンズバーグ(RBG)が87歳で死去しました。この時期の彼女の死はアメリカにとって大きな事件です。5月31日のブログで彼女を紹介しました。 https://ksen.hatenablog.com/entry/2020/05/31/08160…

「秋来ぬと目にはさやかに~」と「土蔵の再建」プロジェクト

茅野の里山はだいぶ秋めいてきました。道路沿いのキバナコスモスはいまが盛りでしょうか。稲は黄金色に実り、刈り取りも近付いてきました。 よい眺めですが、残念ながら本日東京に戻ります。 田舎にいて秋を感じる一つに、風が変わったなという気配がありま…

京都から東京へ「東下り」

前回に続いてまた、京都から東京に出て来られた方のことです。「上洛」「帰洛」とは言いますが、京都人の東京行きは「東下り」でしょうか? 「東下り」の語源は在原業平の「伊勢物語」でしょうか。「なほ行き行きて、武蔵の国と下総の国との中に、いと大きな…

久しぶりに京都の方々に会い、「床屋談義」も聞きました

1. ここ10日間で、家人が1回、私が2回、合計3回日帰りで東京と茅野を電車で往復し ました。 因みに、家から中央線の茅野駅までは公共交通機関がないので、どちらかが車で送り迎えします。電車通学する高校生の子を持つ親は連日、車で送り迎えをする必要があ…

ミシェル・オバマ前大統領夫人、厳しいトランプ批判と「共感」について語る

1.アメリカ民主党大会が17~20日コロナ禍の中で「バーチャル開催」され、ジョー・バイデンとカマラ・ハリスの正副大統領候補が決まりました。11月3日共和党トランプ・ペンス組との選挙で、今後4年間のアメリカの帰趨が決まります。 大会初日の最大の話題は…

75年前の昨日、日本の国民は降伏を知らされた

1.昨日は終戦記念日でした。75年間、少なくとも日本は、戦争がなく暮らしています。これがどんなに貴重なことかと思います。 この年になっても、平和な田舎暮らしを過ごせることに感謝しています。先週末は、年下の友人夫妻と4人で、地元の農家から借りた土…

「明子のピアノ」と被爆75年2020「平和の夕べ」コンサート

1. 今年の8月6日は広島被爆75年でした。 朝8時から家人とともに、茅野市で開かれた「第25回平和祈念式」に参加しました。毎年出席しています。県外の被爆者の出席者は私ぐらいでしょう。 今回は時間を短縮して、広島・長崎両市長からのメッセージの朗読、そ…

「人間は社交的動物(ホモ・ソシアビリス)である」と山崎正和氏は言う。

1.8月に入り、老夫婦の茅野での田舎暮らしは1ヶ月となりました。やっと梅雨明け、青空が見えるようになりました。 この間、長野県では、しばらくゼロだった新規感染者がかなり増えました。ただ、茅野市はまだ安全で、とくに山奥は庭にりすはやって来ますが、…

「孤独という病(A plague of loneliness)」―米タイム誌

1. 茅野市の山奥に移動して、静かに・おとなしく過ごしています。一度だけ東京に日帰り往復しました。病院行きと、朝日カルチャーセンターが再開したので新宿に出て、友人と一緒に「平安時代文学と源氏物語」の講義を聞き、昼食をともにしました。 彼に会う…

「Go to 京都」―「イノダ」と「松長」の魅力。

1. 東京は16日(木)に警戒レベルを「最高」に上げました。私たち老夫婦は、2日(木)から長野県茅野市の山奥に暮らしています。東京に居ても人には会えないし、大学の図書館はやっとオープンしましたが学内の教職員と学生以外入館できず、ということで逃げ…

米大統領選まで4カ月弱と「リンカーン・プロジェクト」。

1.前回のブログは、キング牧師とロバート・ケネディ暗殺の年の思い出を書きました。以下は頂いたコメントです。 (1) Masuiさんは同年齢ですが、ちょうどこの年西ドイツの大学で勉強中、プラハの春で欧州が揺れている状況を身をもって体験されました。毎日ラ…

「制度的な人種差別(systemic racism)」―1968年と2020年。

1. 5月末に起きたミネアポリスでの黒人死亡事件は、アメリカ全土のデモに始まり、世界的な人種差別への抗議に発展しました。 米タイム誌は2週続けて特集記事を組み、英国エコノミスト誌も連続して取り上げました。エコノミストの「抗議の力とジョージ・フロ…

米タイム誌「コロナ対応ベストの国は?」(イアン・ブレマー)

1.まだ「ステイ・ホーム」中の先週に、パソコン詐欺にやられかけました。 (1)たまたまロンドンから「フォーブス・ジャパン」に寄稿した記事を読んでくれというメールが来て、サイトを開けていろいろ操作しているうちに、突然警報が鳴り、ブロック画面が出てP…

「女性のいる民主主義社会」に向けて

1.前回紹介した『女性のいない民主主義』(前田健太郎、岩波新書)に、いろいろコメントを頂きました。 (1)Masuiさん――「他国に比べ、日本で残されている資源として最も期待できるのは女性の活躍だと信じる。その点で未来は明るい。そのためには、現役時代に…

『女性のいない民主主義』(前田健太郎、岩波新書)を読む

1.私たち老夫婦は、東京では相変わらず「stay home」ですが、短期間、長野県蓼科の古い田舎家には行ってきました。 自宅だからそろそろ許されるかなと車で移動して、畑をいじったり本を読んだり静かに過ごしました。散歩で鹿にも会いましたが、例年以上に人…

ミネアポリスでの黒人男性死亡事件とタイム誌

1.前回、アメリカ最高裁の女性判事の話をしたところ、岡村さんが若い時に訪れた中米コスタリカのことを書いてくれました。 1ヶ月の長い滞在でこの国に好感情を抱いたようです。2017年3月、国連が核兵器禁止条約を採択したときにコスタリカが議長国として取り…

タイム誌「100年100人の女性」と2人のアメリカ最高裁判事

1.前回のブログで、朝の散歩で通る家に咲き誇る薔薇の花の写真を2枚載せたところ、友人が「気に入った」と漢詩を送ってくれました。 「紅白薔薇(そうび)花影新(あらた)なり」で始まり、 「杖を停め陶然とする一散人」で終わる七言絶句です。 散人は「役…

「検察庁法改正案反対意見書とタイム誌「今年の女性」」続き

1.朝の散歩では見事に薔薇で飾られたお屋敷を眺め、眼の保養になりますが、そろそろ終わりでしょう、残念です。 散歩しながら家人と、「お役人や新聞記者の言動は、私ども市井の庶民とは違うようだ」といった話もします。 長年、友人夫婦3組6人で毎月1回、自…

薔薇が咲いた。京都「ミンナソラノシタ」の話。

1.小さな庭に、昨年末に神代植物公園で買った薔薇の苗木が花をつけました。「プリンセス・ミチコ」です。神代植物公園もいま盛りでしょうが、閉鎖中です。 前回は「タイム誌選出100年の100人」の話をしました。今回も続けるつもりでしたが、頂いたコメント優…

タイム誌が選出した「100年の100人の女性」

1.外食する機会がなくなり、食事は毎日自宅で(我が家は何年も前から一日二食です)、家人が用意してくれるのを頂き、感謝しています。 友人の中には奥様を先に亡くされた方もいて、たいへんだろうなと気になります。それとこの時期、シーツを夏用に替えて古…

マスクも届き、㈱カスタネットの植木さんからも電話。

1. 今回も新型コロナウィルス関連のもろもろ報告です。 朝の散歩以外は自粛を続けています。幸いに我が家は長年生協と契約していて、週1回、食材を届けてくれます。 アベノマスクは届きました。家人に任せて、開けずにそのまま施設に送りました。「アベノマ…

BBC(英国放送協会)の「健康に暮らす国とCOVID-19」の記事

1.京都では、山鉾巡幸も中止、祇園のお茶屋も「イノダ」も臨時休業とのことで、一時的とはいえ、文化と伝統も消えていきます。 このところ毎回COVID-19の話題ですが、前回の岡村さんのコメントに、家に四六時中一緒にいると、「DVを初めいろんな問題が生じて…

朝の散歩で考えた、新型コロナウィルスの「死者率」

1.「あの戦後の惨めな経済情勢から,我々は努力して今日の繁栄を築くことが出来ました。しかし戦争で失った命は帰っては来ませんでした」。 前回頂いたMasuiさんのコメントを読み返しながら、命を守る人たちを思い、自粛を続けています。 ここ2週間、出かけた…

新型コロナウィルスと闘うロンドンから

1. COVID―19は世界で、日本で、いつどのように収束できるのでしょうか? 前回はニューヨークの情報を報告しました。コメントをいろいろ頂きました。 ・田中さん:リーダーは心を込めて、命をかけて、国家・国民を守る。自ずと、言葉と態度に出ると思うのです…

「ソーシャル・ディスタンシング」とニューヨークから

1.東京でも「ソーシャル・ディスタンシング」が当たり前の日々になりました。 つい10日ほど前までは、冒頭の写真のように桜を楽しむ家族連れが見られました。いま同じ駒場公園には入れますが、ほとんど人気はありません。 2.とうとうアメリカが感染者で世界…

「ソーシャル・ディスタンシング」の中で、アーダーン首相を考える

1.「social distancing(他人と距離を保つ)」と「self isolation(ひとりになる)」という、今まで耳にしなかった2つの英語が、メディアに頻繁に登場するようになりました。この週末は東京も諸外国に近い「外出自粛」になりました。 世界のどこを見ても逃げ…

ドイツ・メルケル首相のスピーチとある英国クルーズ船の対応

1. 新型コロナウィルスについて、ドイツのメルケル首相が18日夜異例のTVスピーチを行い、世界で話題になっています。 「第二次大戦以来の試練」に直面して、国民の連帯を呼びかけました。ドイツ政府の公式サイトから英文で読むことができます。 https://www.…

この時期出掛ける場所として、墓参と神代植物公園。

1.今年の3月は、10日は東京大空襲から75年、11日は東北大震災から9年。そしていまは伝染病。13日の読売新聞論説は「21世紀の人類の、感染症との最初の本格的な闘い」と位置付けています。 東北大震災について東京新聞に、震災で若い父親を亡くした8歳の少女…

「コロナウィルスでカミュの小説『ペスト』が売れているらしい」

1.コロナウィルスは世界的に拡大していますね。 渋谷のスクランブル交差点もいつもより人が少なく、外国人観光客が立ちどまって写真を撮る、普段の光景は見られません。 皆様のところもそうでしょうが、商社勤めの長男は15日まで原則在宅勤務、ただし管理職…

アンドリュー・ヤンとベーシック・インカム、『ベーシック、命をつなぐ物語』(廣田尚久)

1. 新型コロナウィルス問題、早く収束してほしいですね。 私も家にいる時間が多くなりました。近くの散歩は続けており、梅やまんさくが咲く、立派なお宅の庭を眺めたりしています。 世界大で感染者が増えていて、経済も先行き懸念が広がっています。2月27日…