なぜ渋谷のハチ公像は外国人観光客に人気があるのか。

1.東京は秋晴れの気持良い日が続きました。 まだ完治しない足を引きずりながら外出をしました。 (1)墓参、六本木の国際文化会館(IHJ)など。 墓参は長男夫婦の車に乗せてもらい、一緒に行きました。少し間が空いてしまい、仏様に手を合わせてお詫びをしました…

所沢まで遠出しました

先週の秋晴れの日、埼玉県所沢まで遠出をしました。 (1)古くからの友人夫妻と4年振りに会うのが目的です。 我が家からの行程は、小田急線東北沢から次の駅代々木上原で千代田線に。 2駅目の明治神宮前で乗った副都心線がそのまま西武池袋線に乗り入れ、終点…

「キャッチ世界のニュース」を視聴しながら

1. 8日(日)に蓼科から帰京して1週間。毎朝、怪我の治療に接骨院に通うのが日課です。 (1)東京では毎日「キャッチ世界のトップニュース」を録画して見ます。戦争や災害の悲惨なニュースが多く心が暗くなります。イスラエルとハマスの戦いも始まりました。 (…

『モンテ―ニュ、よく生き、よく死ぬために』を読み返す

先週はまるまる一週間、茅野市の山奥で過ごしました。 電車とレンタカーを使い、よたよた歩きです。現地での車の運転や家事はもっぱら任せて、空気の良い静かなところで療養できたのは妻のお陰と感謝しています。 「温泉で温めれば徐々に良くなりますよ」と…

自戒、転倒しないように!

1.毎週日曜日に書いているささやかなブログですが、本日はアップが遅れました。 2.1週間前の日曜日、いつものように散歩に出ました。リュックを背負って東大駒場キャンパスを歩き、図書館とカフェで快適に過ごし、自宅まで引き返す途中で、歩道に上るほんの…

東京で暮らす日々

東京に戻って2週間経ち、日々の暮らしの違いを感じています。 外出は、歩くか電車やバスに乗ってです。田舎ではどこに行くのも車です。最近は高齢者を対象にオンデマンドの乗り合いタクシーが発足して、割安で利用できます。 2.東京の我が家だと、食料品の…

「せめては・・・きままなる旅にいでてみん」

一週間前の日曜日、夏を過ごした田舎家から二人で帰京しました。 蜜柑箱を二つ宅急便で送り、重いキャリーケースをそれぞれ引っ張り、私はPCと妻のアイパッドを入れたリュックも背負って移動しました。 中古のレンタカーを返し、茅野駅から新宿まで特急「あ…

「七十八年経ちましたね」父の遺影に・・・

本日はこれから妻と二人、レンタカーを返して電車で東京に戻ります。今年の夏も田舎で緑に包まれて暮らしました。 その間、当地もすっかり秋めきました。蕎麦の花が盛りで、稲も色づきました。今年の夏は当地も暑く雨が少なかったので、生育も刈り入れも早そ…

豆台風、英国に去る

私事ばかりで恐縮ですが、次女と孫2人は1週間前に田舎の我が家を去り、翌々日 無事に英国に戻りました。 茅野駅まで送り、帰りがけに昨年も利用したコインランドリーに寄って、大量の洗濯物を乾かしてから帰宅しました。こういう施設は地方都市の方が便利か…

今年も英国からの豆台風

80歳を越えた高齢者にとって、八月は「先の戦争」を思い起こす時期で、前回は そんな辛い過去を俳句に残す人たちを紹介しました。 佐竹さん、伊藤さんから、子供だった自分が78年前の「終戦の日」をどこで迎え たか、伝えて頂きました。 Masuiさんからは、コ…

「戦後78年、命あればこそ」

1.当地もお盆休みは人出が増えました。 長男夫婦も田舎家に2泊してくれました。短い夏季休暇です。この機会に一緒に外出もし、少し贅沢な時間を楽しみました。 いつもの市営の温泉ではなく、蓼科温泉滝の湯にあるホテルの日帰り入浴に行きました。台風7号が…

広島原爆の日に第28回茅野市平和祈念式

先週の日曜日(6日)は広島原爆の日。二人で茅野市平和祈念式に参加しました。 2015年の第20回から出ています。それ以前はこの時期まだ京都に居ました。 2.私がいま住んでいる茅野市では、広島・長崎に原爆が投下されてから50年の1995年、市・市民からの募金…

「東おばさんと京じいさん」の話

1.今回は京都の岡村さんを紹介したいと思います。 このブログがフェイスブックからも見られるようになったのは、6年前。 以来、岡村さんは毎回欠かさずコメントを載せて頂き、内容も(私の本文よりはるかに)面白く、たいへん感謝しております。 2,内容は多…

「聞こえない声に耳を傾ける」

前回は「恵泉蓼科ガーデン」の紹介をしました。 高橋さん、Masuiさんから、恵泉OBの友人が居るとのコメントで、何れも母校に良い思い出をお持ちのようです。 「(ガーデンは学校の創立者)河井道さんの理想がかたちになった」とは飯島さんの感想です。 Masui…

恵泉蓼科ガーデンを訪れる

信州の田舎家に居を移して10日が過ぎました。 老夫婦二人の静かな日々です。当地も気温は高いですが、朝夕は涼しく、人が少なく、緑がふんだんなのが有難いです。聞こえるのはうぐいすの鳴き声ぐらいです。 先週の日曜日は、「恵泉蓼科ガーデン」の一般公開…

暑中お見舞い申し上げます

前回は「源氏物語」の「宇治十帖」に登場する「浮舟」を取り上げました。 京都の岡村さん、飯島さん、藤野さん、宇治の田中さんからコメントを頂きました。 岡村さんは10日の祇園祭神輿洗いなどの写真を載せて頂きました。宇治から鵜飼を思い出したとも書い…

「源氏物語」は「夢浮橋」で終わる

前々回のブログは、シェイクスピアの「オセローを読む」最終講義についてでした。 今回は同じく朝日カルチャーの「源氏物語」です。田坂憲二元慶應義塾大学教授による長い講義も、6月で読み終えました。 源氏は朝日カルチャーでも人気番組です。 私は友人に…

4年振りのクラス会のこと

6月22日(木)、高校3年生の時のクラス会が開かれました。 ご多聞にもれずコロナで中断しており、4年振りの再開です。 場所は大手町の日本工業倶楽部で、22人が参加しました。東京駅や新丸ビルのすぐ近くで、都心のビル街を歩くのは久しぶりでした。 3年の間に…

「オセローを読む」の最終講義

暇な老人は病院行きだけでなく、あちこち出歩きます。先週は朝日カルチャー新宿教室に2回行きました。うち1回はシェイクスピアです。 2. 講師の大場建治先生はもと明治学院大学の教授で、学長も務めました。退職後、朝日カルチャーで、四大悲劇(「ハムレッ…

「新しい再軍備の時代がやってきた」「日本は戦うか?」

前回のブログで、エコノミスト誌5月27日号が、世界的な軍拡の動きを報じたと 紹介しました。 (1)今回補足したいと思ったのは、読んで少し違和感を覚えたからです。 軍拡の記事は事実の報道でしょう。しかしそのあとの論調はそれを非難するのではなく、西欧諸…

「トランプ復帰の可能性」と「平和の配当は終わった」

先週は六本木の国際文化会館で、同世代3人、昼食をとりながらのお喋り会がありました。 英国エコノミスト誌5月27日号の2つの記事が話題になり、最後には「長く生きても良いことはないね」という悲観論が出ました。 2. 1つはトランプ前大統領についての論…

広島でのG7サミット(主要7カ国首脳会議)終わる

3日間の日程を終えて5月21日に閉幕したG7サミットについては、議長国日 本のメディアは大きく報道しました(海外の報道は予想以上に小さかったと思います)。 以下は一庶民のささやかな感想ですが、まずは24日付の毎日新聞、元村有希子 論説委員の感想です。…

『車窓の山旅、中央線から見える山』(山村正光,実業之日本社)

前回のブログは、NZアーダーン前首相の「退任演説」を取り上げました。 (1) Masuiさんから、 「引き際も立派ですね。上に立つ者としての模範です。かんたんな様ですが、なかなか出来ることではないです。尊敬します」とコメントを頂きました。 (2)ドイツ在住…

NZのジャシンダ・アーダーン前首相のこと

今回は、いささか旧聞です。まずは、4月に行われた統一地方選挙の総括です。 (1)5月1日の毎日新聞社説は、 「統一地方選は、投票率低下や議員のなり手不足など課題を浮き彫りにしたが、前向きな動きも見られた。女性当選者の増加である」と述べ,女性の当選者…

憲法記念日も蓼科で過ごしました。

先週、茅野駅から「あずさ」で帰京しました。車窓から眺める山々や新緑を楽しみました。 2週間の蓼科滞在を報告した前回のブログにいろいろコメントを頂きました。 ドイツ在住の刈谷さんは、今年からライン川沿いの河川敷で家庭菜園を始めたそうで、野兎の被…

今年初めて、蓼科に過ごす日々

GWの大型連休を挟んで2週間の予定で、長野県茅野の田舎家で過ごしています。 (1) 今年から車を手放しました。東京の街中や中央高速を運転することがなくなります。中央高速は眺めの良い快適なドライブを楽しめますが、諦めました。 (2)免許は二人とも返上し…

今年も東京で「京語りの会」

1.4月22日(土)、東京での5回目の「京語りの会」がありました。 主催者は松井孝治慶應大学教授。 (1) 講師は5回連続の下前國広さんが、「京(みやこ)」と「都(みやこ)」の話。 今回はそれに、 (2) 長唄をバックにした京舞と (3)「公家町と京都」と題す…

「モツレク」を聴きました。

「モツレク」とはモーツァルトの「レクイエム(死者のためのミサ曲)」のことで、合唱仲間ではもっぱらこの略語が使われるそうです。 2.その「モツレク」を、4月16日(日)文京シビックホール大ホールで聴きました。 麻布OBプラス合唱団の演奏会です。 混声…

「涅槃寂静」と追悼坂本龍一

前回のブログは「桜の俳句」を語る茶話会の話でした。 (1) 京都法然院にある谷崎潤一郎のお墓には「空」と「寂」の文字が彫られてあると書いたことに、Masuiさんからコメントを頂きました。 「この二つの言葉は私が仏教の教えの中で最も大切にしている言葉で…

「ちるさくら 海あをければ 海へちる」

先週は、東大駒場キャンパスのソメイヨシノが葉桜になる一方で、八重が咲きました。 散り際の桜と新緑との取り合わせが心地よい眺めです。 読書会の仲間4人で某日、北沢川緑道の桜並木を歩いたあと、茶話会になりました。緑道には小川が流れていて、花筏も見…