自戒、転倒しないように!

1.毎週日曜日に書いているささやかなブログですが、本日はアップが遅れました。

 

2.1週間前の日曜日、いつものように散歩に出ました。リュックを背負って東大駒場キャンパスを歩き、図書館とカフェで快適に過ごし、自宅まで引き返す途中で、歩道に上るほんの数センチの段差につまずいて転倒しました。

   

大学の壁の一画には、キャンパス風景の古い写真が飾ってあります。そんな写真を眺め、思い出にふけったり、考え事をしたりしながら歩いていたせいもあるでしょう、我ながら不注意以外の何物でもありません。

 

3.足を引きずりながら何とか帰宅しました。

(1)翌日、整形外科でレントゲンを撮ってもらい、「骨折はなさそう、幸いに軽傷でした」と言われました。

(2)以後、近くの接骨委に毎朝通って治療してもらっています。

軽傷といってもあちこち打撲しており、左足の甲および右手首の痛みと腫れはなかなかとれません。歩くのにも難儀します。

(3)右手首は添え木に固定して、包帯をぐるぐる巻きにしてもらいました。

添え木は初めて見る介護用品で「シーネ」と呼ぶそうです。

お陰でこの1週間、右手は使えません。食事は左で辛うじて、書くことはもちろん歯も磨けません。

パソコンも左手で何とか開けることは出来ますが、字は書けません。

(4)本日朝整形外科で2度目のレントゲンを撮ってもらい、「もうシーネは不要でしょう」と言われました。

 お陰で、1週間ぶりに少しは使えるようになった右手で何とかブログに挑戦しているところです。

4.ということで先週はもっぱら病院通いでした。

(1)昼食会などの予定が3回入っていましたが、残念ながらキャンセル。電話で事情をお話し謝りました。

 

(2)メールを頂いた方にも返事が書けない旨、電話でお詫びしました。

 いつも拙ブログに貴重なコメントを載せていただく京都の岡村さんにもお礼の電話をし、「今回は返事を書けないので悪しからず」と始めて、しばらく長話しました。

 岡村さんは「イノダコーヒ」の常連です。毎朝ここで珈琲を飲むお仲間の中にはお医者さんが数人おられて、病気に関して情報交換をしたりアドバイスを貰ったりしているそうです。羨ましい「場」だなと思いながら伺いました。

 駅のエスカレーターで転倒した女医さんもおられる由。「お医者さんでさえ怪我はします」と、自らの失策にいささか落ち込んでいた老人を慰めて下さり、有難かったです。

5.友人の中にはメールで、雑誌「あとらす」の次号用の原稿を送ってきて「ご意見頂きたし」とあります。電話したところ、「いつもすぐ読んでメールをくれるのに音沙汰ないので、海外旅行にでも行っているのかなと思っていた」と言われました。元気な姿を想像してくれる友人もいるのだと思いました。

6.この年で海外旅行は無理です。

しかし人間、気分転換は必要です。

ふらんすへ行きたしと思へども、ふらんすはあまりに遠し

せめては新しき背広をきて、きままなる旅にいでてみん」

明日から妻と二人で一週間、何とか蓼科の山奥に出掛けようかと決めて、今朝お医者さんの了解も得たところです。