散歩

奥飛騨旅行と高齢者の運転

1.二回続けて星野道夫の『旅をする木』を紹介しました。彼には遺稿集として出された『長い旅の途上』という本もあります。生涯を「旅」に過ごし、その途上に彼方の世界に逝ってしまいました。 コメントを頂いた山口(雪)さん、フェイスブックの岡村さん、有…

6月は病院、展覧会そして福沢諭吉の「帝室論」

1.今日で6月が終わり、今年も半分過ぎました。 (1)この1ヶ月を振り返ると、年相応に病院行きがありました。友人の絵を観にいったりもしました。今回はそんな「散歩」の記録です。 まずは、友人の見舞いに武蔵小杉の病院に行きました。川崎の殺傷事件の直後で…

またまたヴェルディのオペラ「ナブッコ」から「Va pensiero(行け、我が想いよ)」

1. 寒い日が続きます。小さな庭の花みづきの木に家人が毎朝みかんを下げておくと、小鳥がやってきてつまんでいきます。メジロが多いです。 大きなひよどりがやってきて、小さいメジロの前に食べはじめ、家人はメジロに同情して追い払おうとします。「ひよど…

「赤ちゃん連れて旅行はダメ?」と国連での「BTS」

1. 先週の東京は、よい日和の日が多く、秋も深まりました。週末には、東大のグランドを使って、近くの保育園が運動会をやっていました。 我々夫婦は朝、生後8カ月の赤ん坊をバギーに乗せて東大付属の研究所内を散歩しました。 これには訳があって、私事で恐…

大阪なおみ選手と「ハーフ」「ダブル」の話

1. 秋らしい気配になってきました。駒場の東大の銀杏並木を歩くのも気持ちよく、週に何日かは図書館に入り、隣にあるカフェで珈琲を飲んで時間を過ごします。 そのあと渋谷まで足を延ばして、東急百貨店にある「丸善&ジュンク堂」を覗きます。 最新のエコノ…

松代大本営跡、象山地下壕を訪れる

1. 柳居子さん、「松代へ大本営を移転させる計画」についてコメントを頂き、有難うございます。 前回のブログに書いたように、ここを見て、歴史を知ることが今回の旅の目的の1つだったので、ご報告したいと思います。「松代大本営」という名前をご存知の方…

友人と渋温泉や松代を旅する。

1. 前回は停電になって急遽、東京に帰ってきたことを書きました。 先輩から「どうも東京が一番恵まれているみたいです」というメールを頂きました。ご指摘の通り、このところの災害で、東京はかなりセーフですね。当初は帰京した5日から,友人2人と旅行に行…

タイム誌が伝える「観光旅行の落とし穴(The Tourism Trap)」

1. 空蝉(うつせみ)について、柳居子さんのコメント有難うございます。 句会に出席されるのですね。いい趣味ですね。 手元の「歳時記(山本健吉編)」に、 「空蝉を見る妻の瞳(め)のうるむなり」という句が載っていました。 それにしても暑いですね。当地…

『日本の国難』(講談社現代新書)と「地方都市の健康寿命」

1. 柳居子さん、我善坊さん、コメント有難うございます。 我善坊さん「コナシは実に美しい花です」とありましたので、霧ヶ峰湿原での写真をまた添付します。 2. 柳居子さん、「京都も一地方都市」とは千年の都の住人のご謙遜ですね。しかし「動かないという…

空飛ぶ婆やと留守番じいさんの話

1.岡村さんいつも豊富な旅物語を有り難うございます。 よい季節になり、連休も近づき、皆様も旅や外出の機会が増えるのではないでしょうか。 我が家では、家人が英国に住む娘のところに2週間の旅に出かけました。 「家事手伝いと子守」が目的で、観光にはま…

妻籠の旅、そして二重国籍のこと再び

1. A子様、豪州シドニーからのメール有難うございました。 大学時代の友人2人が遊びに来て、一緒に旅をしました。旅を終えて、すぐに田舎家をたたんで帰京したばかりです。そんなことで、返事が遅くなり、失礼しました。 旅は、南信の昼神温泉に行き、木曽路…

京都から遅く帰宅して憩う

1. 我善坊さんコメント有難うございます。 「オルテガは大衆に危惧をいだき(知的)エリートを高く評価したというのが日本での評価のようですが〜」とあります。 私は「日本での評価」は、西部邁を少し読んだぐらいでよく知りません。しかし西部氏は「オルテ…

東京新聞「春はイースター商戦?」と駒場児童館へ散歩

1. 東大駒場は山桜と八重がまだ満開です。キャンパスは元気な新入生の姿が多くみられます。 他方で欧米の学校はしばらくイースターの休暇中。その間、英国から娘の友人一家が観光旅行に来日したことはブログに書きましたが、入れ替わりに今度は5歳の孫もやっ…

花を愛でる、英国人と無駄話、嘘はつかない、

1. 我善坊さん、いつも丁寧かつ的確なコメント有難うございます。 「くに(country)」と「国家(nation State)」という表記については、某友人からメールで質問もあり、説明をつけた方がよかったかもしれません。 こういう表記にした理由を補足すると、以下の…

「毎日がエイプリル・フール?」とタイム誌「真実は死んだのか?」

1. 今回もロンドン郊外から届いた花写真を載せます。 ワーズワースのよく知られた詩「水仙」に「黄金色の〜(golden daffodils)」と歌われる花です。 「そして私の心は喜びに満たされ、水仙とともに踊り出すのだ(And then my heart with pleasure fills ,A…

今年も忘年会、「吉原毅X古賀茂明講演会」のことも

1. 前回は職場の先輩との忘年会の話でした。 先週は世田谷区有志による読書会と忘年会もありました。 古い付き合いではないので、意外性という楽しみがあります。 某女性から、私のブログに「雑誌「The New Yoker」についての記載があり、私も長く購読してい…

銀座「はち巻岡田」と職場の先輩と吉田健一『海坊主』

1. 12月は有難いことにお誘いがかかって、外での会食が多少増えます。 先週はその中に、実に久しぶりに訪れた「「はち巻岡田」がありました。 昔の職場のえらい先輩からこれまた久しぶりに声がかかって、緊張して伺いました。 同氏のごひいきの店で、現役時…

東大第67回駒場祭と銀杏並木のキャンパス

1, 東大の教養学部(駒場)は我が家から歩いて裏門まで10分ほど、キャンパス内は恰好の散歩道になります。 家人はもっぱら朝7時前には一人で歩きに出かけますが、私はついでに図書館にも寄りたいのでもっと遅くになります。 いまは銀杏並木が見事です。 今年…

神代植物公園のバラと今年のプロ野球

1. 先週は、家人と神代植物公園に出かけて、秋の薔薇を見てきました。 曇り日でしたが、公園はいまは薔薇とダリア、そして南米原産のパンパス・グラスに晩秋の趣きを感じました。 2. 晩秋と言えば、そろそろプロ野球シーズンも終わりです。 あまりテレビ放映…

映画『イングリッド・バーグマン』と『ミリキタニの猫』

1. 約2か月ぶりに都会に戻ってきました。 早速、渋谷に出没していますが、田舎との違いをいちばん感じるのは人と自然とのバランスです。ハチ公前のスクランブル交差点の群衆(とくに若い人)には圧倒されます。 バスで15分ですのでよく通いますが、早速映画…

まだ司馬遼太郎のことと「天地間無用の人」

1. 寒さで桜もちょっと様子見でしょうか。早咲きの駒場の東大キャンパスはだいぶ咲いていました。 26日の土曜日は家人と出かけて司馬遼太郎の歩いたあたりを歩きました。 湯島天満宮にもお礼参り。「合格祈願」や「合格お礼」の絵馬があふれるように飾ってあ…

まだ「なな」と「しち」と隅田川・深川散歩

1. まず平野悟郎さん、2月14日と21日のブログへのコメント有難うございます。宇治の大学で教鞭をとっておられるとは嬉しく、懐かしいです。 何れフォローさせて頂きますが、今回は御礼のみです。 前回のブログには我善坊さん有難うございます。ご指摘のコメ…

犬と猫はチョークとチーズぐらい違う?

1. 前回はアメリカ大統領選挙についての英国エコノミスト誌の論説を紹介しました。 よく分かりませんが、アメリカ人と英国人とは、ずいぶん違った国民なのでしょう。奇妙な人たちだと英国人は感じているのではないか、とエコノミストの論調からは読み取れま…

帰国して1カ月、まだ多少、非日常です

1. 前回のブログで、ナショナル・ギャラリー前の大道芸の写真を載せました。 親切な友人がいて、住まいの近くの三軒茶屋でもやっているようだとわざわざ「三茶de大道芸」というサイトを送ってくれました。 http://arttown.jp/ もっとも、ロンドンで眺めたの…

日比谷公園の薔薇と「保守主義」とは

1.前々回のブログへの arz2beeさん十字峡さん前回への真正保守主義者さん、お礼が遅くなりましたが、いつも貴重なコメント有難うございます。 arz2beeさんの「自由に物が言いにくい感じが増してきました」には共感しますが、これこそまさに「リベラル」の対…

ああ皐月と「リバティ」から「自由」へ

1. さわやかな五月、新緑があざやかですね。 ただ早くも真夏のような日が続き、少し眠くなります。 「ああ皐月(さつき)、君は雛罌粟(こくりこ)、我はこっくりこ」と馬鹿げたパロディを考えながら散歩しています。 「ああ皐月(さつき)、仏蘭西の野は火…

日田で見た「特攻イチョウの木」と旅を終えての選挙当日に

1. 海太郎さん、KAZの随想録さん、有難うございます。日田に滞在された思い出や大分出身の発言も嬉しく拝読しました。松本清張の著作は知りませんでした。読んでみたいと思います。書いておられる「心優しい」人たちという印象は実際に町を歩いてみるとよく…

中津の旅―福澤諭吉と黒田官兵衛のまち

1. arz2beeさんお礼が遅くなりました。有り難うございます。 「なぜかをうまく言えませんが」というお気持ちが僭越ながらよく分かるような気がします。私も全くそうだなと思いました。 心理学に惹かれる人は多く、私が勤めた京都の大学は、臨床心理学科を日…

「渋谷で朝食を」とカタルーニアの「鳥の歌」&カザルス

1. 9月初め以来、京都に出掛ける機会がなく寂しく思っていたところ、友人から、来 週数年ぶりに所用で上京するので澁谷で朝食を一緒に出来るか?というメールが来ました。 もちろん久し振りの再会に喜んでOKし、朝8時過ぎには出て行くことにして、「進々堂…

アマチュアは「明るく」プロは「超越を志向する」

1. 海太郎さん、池田さん有り難うございます。さっそく「アサーション」なる言動パターンに関心を持って本を購入したというのは、まさに「アサーティブ」な対応ですね。感心致しました。 他方で池田さんから「アサーティブ(断言的)」と「アグレッシブ(攻…