『車窓の山旅、中央線から見える山』(山村正光,実業之日本社)

  1. 前回のブログは、NZアーダーン前首相の「退任演説」を取り上げました。

(1) Masuiさんから、

「引き際も立派ですね。上に立つ者としての模範です。かんたんな様ですが、なかなか出来ることではないです。尊敬します」とコメントを頂きました。

(2)ドイツ在住の刈谷さんからは    、

フィンランドのマリン首相を思い浮かべました。34歳で史上最年少の、3人目の女性首相。アルコール依存症の父と別れた母と同性パートナーに育てられ、スーパーのレジ係のバイトをしながら大学院で修士号を取得」とあります。

そして、

「大学の学費が無料でなければ、彼女は今もレジで働いていたかもしれません。貧しくとも優秀であれば学べるのは素晴らしいと思います。ドイツも学費は無料なので助かっています」。

さらに、

「ドイツでは小学校から大学まで授業料は無料です。その代わり所得税社会保険料は高いです。私の場合は給料の40%弱が取られ、19%(食物は7%)の消費税が取られます。「高福祉高負担」です」。

(3)私の気付かない・知らないことを教えて頂き、勉強になりました。

  1. 他方で前々回は、長年愛用したマイカーを手放したので、今年から信州蓼科行きは電車の移動にしたと書きました。

(1)Masuiさんからコメントを頂きました。

「列車の車窓から見る景色もなかなかではないですか?」

 

(2)続けて、「私は1985年に出版された山村正光著『車窓の山旅 中央線から見える山』を参考にして中央線沿線の山を時々チェックしていました。

著者は昭和20年に国鉄に入社し、以来40年間車掌として新宿―松本間をおよそ4000回乗務され中央線沿線の風光を愛してきた方です。

(略)新宿から見る富士山から始まって松本駅から見る乗鞍岳に至るまで、130の山の姿が捉えられており地理、歴史など大変興味深いことが書かれています」。

(3)このブログには車窓から撮った甲斐駒ヶ岳の写真を載せたのですが、

甲斐駒は「山村さんの本では「山の団十郎(作家宇野浩二の讃辞)」と紹介されています。正に千両役者です」とも紹介して下さいました。 

3. そして、嬉しいことに、この本を送って下さいました。

(1)たまたま先週、日帰りで蓼科に行く用事があり、妻と二人、今年二度目の中央線「あずさ」で新宿・茅野を往復しました。

早速、受け取ったばかりの本を拡げて、「車窓の旅」を楽しみました。まったく知らなかった本で、ご好意に感謝です。

(2)当日はあいにく曇り空でしたが、素人写真を撮り、帰宅してから本書の写真と見比べました。これからも楽しみです。

(3)富士山は見えませんでしたが、前回の帰り5月9日は快晴だったので、その時の写真を載せます。本書によると富士山は6か所見えるそうで、それぞれ言及されます。

  1. 当日は、茅野駅でレンタカーをして、あちこち用を足しました。

(1)田舎家では前回に妻が忘れてきた大事なノートを見つけ、ストーブハウスという薪ストーブの設置や補修をしてくれる店で打合せをし、中古車のレンタカー店も初めて訪れました。割安のレンタカーはこれから節約できそうで、助かります。

(2)里山は新緑が美しく、庭には山つつじが咲き、田植えも終わっていました。

(3)往復の電車の中では、終わったばかりの広島G7サミットを伝える新聞記事も読み

ました。