ksen2006-03-22



我善坊さん・海太郎さんコメントまことに有り難うございます。
百済寺の話を興味深く拝読しました。渡来人のためにお寺を建立してあげた、という発想がいいですね。紅葉の頃に訪れてみたいものです。
人口減少と移民政策とは難しい問題ですね。前者については、「どう見ても1億は多すぎる」というのは同感ですが、少子化・高齢化の中での減少になる訳で、タクス・ペイヤー(納税者)が減っていくのも心配な面があります。本当はタクス・イーター(税金を使って公共の為に働く人たち=政治家・公務員等)もそれに比例して減っていかざるを得ないのでしょうが。


私の問題意識は、人口問題というよりむしろ、国籍法2条「子は次の場合には日本国民とする・・1.出生の時に父又は母が日本国民であること」という血統主義は守るべき原理原則だろうか?ということです。


以前にNEWSWEEK2月13日号“Is Japan Becoming Less Japanese”(日本版は「日本人とは何者か」)という特集にふれました。この記事によると、出処は分かりませんが、2003年度統計で、日本人の20人に1人の割合で日本人でない配偶者がおり、東京では10人に1人の割合だそうです。
感覚的にちょっと多すぎるように思いますが、何れにせよ、例えば、アメリカ人の母と日本人の父の間に生まれた子供は日本人(但し重国籍になった場合は、国籍法14条により22歳までに何れかを選択しなければならない)で、日本に何十年住んでいても両親が韓国人であれば日本人ではない、というのがいまの法の考え方になります。


この重国籍の問題も、日本は上記14条のように認めていないのですが、見直してもいいのではないでしょうか?私の知人である、エール大学博士課程で日本古典を学ぶ若き俊秀は両親とも日本人ですがアメリカ生まれ(アメリカは生地主義で重国籍もOK)で、22歳に達したとき考えたあげく、米国籍を選んだそうです。



ところで、ワールド・ベースボール・クラシックの話です。決勝の相手がキューバだというのは、驚きました。不倶戴天の敵フィデル・カストロ(今年80歳になる由)が47年の長期にわたって独裁を敷いている貧しい国からのアマチュア客人(ニューヨーク・タイムズは”mysterious men(謎めいた男たち)”と呼んでいます)の決勝進出には、アメリカも複雑な思いでしょう。

本日のNY TIMES によると、アメリカは、経済封鎖をしているキューバの選手の入国を認めることをいったん拒否したが、収益金を受け取らないことを条件に、最後にブッシュ大統領がゴーサインを出した。すなわち、参加チームは、今回のトーナメント純利益の最低1%を受け取る規定になっており、パーセントは勝利に応じて上がり、優勝した日本チームは10%を獲得するそうです。キューバは、入国を認められた代わりに、これを貰えず、金額は慈善事業に寄付されるそうです。


日本の新聞にも出ていたかもしれませんが、日経には出ていませんでしたので、以上ご参考まで。