ksen2006-09-12



katouさんコメント有難うございます。たいへん参考になりました。

1. 会社員時代が楽しかったというコメント、これを学生にぜひ伝えたいと思います。
2. やめざるを得なかったのは「ワークライフバランンス」。これもよく分かります。大きな課題ですね。
3. 「一度は組織で働く経験をすべき」・・これも若者に伝えたいメッセージです。
4. 会社はどうあるべきか?難しい課題ですが、まさに梅田望夫さんの言うブログによる「総表現社会」に期待したいです。
・ ・・「何かを表現したって誰にも届かない」という諦観は、「何かを表現すれば、それを必要とする誰かにきっと届くはず」という希望に変わろうとしている・・・(『ウェブ進化論』)

市民が声をあげることで少しでも社会が変わるのではないか・・・katouさんのような地域社会で活動する若い女性が頼みです。


ところでご承知の通り、昨日はあの「同時多発テロ」から5年目。
ブログでは政治・時事問題にふれるつもりはありませんが、あれから5年経ったということだけは記録に残しておきたいと思います。


あの夜(日本時間)テレビで観た、残酷かつ悲惨なリアルタイムの映像はまだ忘れられません。
とくにニューヨークは私が8年以上も勤務したウォール街から歩いて数分のところでの悲劇でしたから、個人的にも大きなショックでした。



今年は5年目ということで、当日はNYに出張してイベントにも参加しようと考え、大学の承認ももらっていたのですが、若干体調が心配で、残念ながらキャンセルしました。


01年の[9.11]以降、世界の様相がすっかり変わってしまったような気がします。
日本人にはそれほどの実感はないかもしれませんが。
それとアフガン・イラク戦争・ブッシュ・・と結びついてしまうのが、悲劇それ自体からの関心を薄めてしまうのかもしれませんが(確かに、それ以後も悲劇は世界中に終わることなく起きています)。


[9.11]以降、NYには2度、行きました。写真は小さいですが翌02年の9月11日前後に滞在したとき撮ったものです。
大中央駅(グランドセントラルステーション)の構内の一角に、1年経ってもこんな風に行方不明者についての情報を求めるメッセージと写真とが並べられていました。
日本人のもありました。
なんともいえない気持ちでしばらく眺めたのを思い出します。