老いとともに生きる

1.この暑い中も、東大駒場の図書館にはよく出かけます。

図書館前の緑地には、イスラエルのガザ侵攻に抗議する「パレスチナ連帯キャンプ」がまだ設置されています。有志の学生たちも交代で、泊まりこんでいるようです。

大学側は設置は許可しているものの、彼らの要求(イスラエルへの抗議声明など)には応じていないのでしょう。

悲惨な戦争はいつ終わるのでしょうか?

2. 隣接した先端技術研究センターでは、金・土の二日間、「未来の科学に一

歩近づく」と題して、キャンパスを一般公開していました。

(1) 講演会や体験型イベント、研究室公開など盛沢山のプログラムです。

シンポジウム「経済安全保障をめぐる問題」には、ウクライナ侵攻に関するテレビ番組に頻繁に登場する小泉悠センター准教授が出席者の一人でした。

(2)硬いプログラムだけでなく、広場には屋台やテントも出ています。

若者だけでなく家族連れも老人も楽しみにやってきて、ちょっとしたお祭

り気分です。

(3)研究開発で提携している地方自治体も幾つか出店していました。

その中には我が家が夏を過ごす長野県茅野市と隣村の原村もあり、現地の

野菜を販売していました。

地方自治体のマスコットキャラクターも登場し、子供たちの人気を集めていました。 

(写真4-5168原村)(写真5-5185キャラクター)

(4)正門を入ってすぐの建物前では「時計台コンサート」と称して、東京フィルのメンバーが4人、モーツァルトやベートーベンの弦楽四重奏を演奏してくれました。

「野外で、青空や吹く風や鳥の鳴く声とともに聴く音楽もいいのではないか。コンサートホールでの非日常の空間とは異なる演奏機会は、我々にとっても楽しみです」という挨拶もありました。

 (写真6-コンサート5181)

3. 週末の昼時に生の音楽を楽しみ、気分転換になりました。

(1)「脊柱管狭窄症」が再発して、毎朝の接骨院に通う以外はほぼ引きこもり状態の連れ合いが気の毒で、早く治ってほしいものです。

老化現象でもあり完治には少し時間がかかりそうです。

(2)この間、子供たちが食料などの支援物資を持参したり、隣家から手作りの夕食が届いたり、門前の落葉を掃いてくれたり、本当に有難いことです。

(3)私も多少は家事の手伝いをしています。買物、ゴミ出し、料理の手伝いと後始末など。

あらためて家事はたいへんな仕事だと、長年担ってきた連れ合いに感謝です。

(4)皿洗いが理由か、私も少し腰を痛めました。

2人一緒に接骨院に行って治療してもらいました。

 

4.80歳代の老夫婦二人、老いとともに生きる日々を実感しています。