ksen2005-12-20

takeshiさん、canaryさん、thank you very much for your comments! machidaさんの口火で海外からもコメントが届き、おかげで当方の考えも整理されてきました。
まずtakeshiさん、ニューヨークや西海岸とニューイングランドとでは大学の雰囲気も違うみたいですね。アメリカの多様性ですか。エールはむしろ英国オックスブリッジに近いかも。京都で知り合ったスタンフォードの大学生が、生まれも育ちもNYだが東部のスノビッシュな空気が自分に合わなくて大学はカリフォルニアを選んだと言っていました。ただし「親しい中にも礼儀あり」ということはどこでも言えることでしょうね。身内での
「先生、先生」には相変わらずなじめませんが、一度ぐらい「プロフェッサー」とは呼ばれてみたいものです。もっとも、それだけの学識・教養・人格があってのことでしょうが・・・ブッシュさんについてのコメントは今回は遠慮します。またご意見を聞かせてください。
canaryさんブログ開設おめでとうございます。倫敦(余計なことですが、私はこういう漢字が大好き、NYも紐育がいい)便りを楽しみにしています。これから貴重な異文化体験を重ねることだろうと思います。「本気で議論する」時の彼らのマナーについてまた教えてください。ちなみに「ことばと文化」(これ、鈴木孝夫もと慶応大教授が書いた岩波新書の題名でもあります)が相互に深く関わっていますね。日本語では「人を表すことば」が歴史的にも関係によっても変化すること、そのことが「日本人が、日常の対人関係でいかに上下関係を重視しているか」を証明していると氏は言います。例えば、「先生は生徒に対して、自分を先生と称することができるが、生徒は自分たちのことを生徒とは自称できない」等々、豊富な事例が興味深い。
アマゾンの読者評が面白かったので引用しますね。「お天気のお姉さんがいるのに妹さんがいないのは何故か・・・そんな素朴な疑問に対しての答えが、本書にはあります。昔は大学入試の現代文でよく取りあげられたので、高校生の必読書でしたが、いまは大学の文学部の学生も読んでいない。とても残念です」
ということで、本日はコメントへのコメントで終わりそうです。大学は26日(月)が今年度の授業最終日。新年度は1月6日(木)から授業が始まります。私は年末年始、東京の留守宅で過ごし、PCに向かう時間も減るだろうと思います。