久しぶりに(株)カスタネットの植木さん

  1. 茅野では、田んぼをほぼ毎日眺めますが、稲がだいぶ黄金色になってきました。私の好きな景色です。

 

  1. 9月1日は「防災の日」でした。世田谷区が区民に「防災ギフト」を送ってくれま

した。

膨大な防災用品のカタログが同封されて、申し込むと無料で配布してくれます。

「カタログ」には「在宅避難の推進に向け、各家庭の震災時の備えを支援するとともに、区民のみなさまの防災意識のさらなる向上を図るため、全世帯に対して配布します」とあります。


3.「カタログ、不要になったら見せてくれないか」と、京都の植木力さんからメ

ールがありました。

久しぶりの便りなので懐かしく、暫く電話でお喋りしました。

(1) 植木さんは、京都時代に親しく付き合いました。

いわゆる「社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)」を支援する活動を長年一緒にやり、町家塾を開いたり、カンボジアに行ったりしました。

 

(2)約25年前に脱サラして(株)カスタネットという会社を起し、いまも経営者として頑張っています。

会社立ち上げの当初から、経営と社会貢献との両立を目指しています。

10年ほど前には「防災」の重要性に目をつけ、ユニークな「防災グッズ」を販売し、会社としての知名度も上がりました。「マルチポンチョ」もその一つです。

 

(3)今年7月末には、東京丸の内で開かれた「首都圏防災フェア」に京都から参加し、テレビで紹介されました。

 

(4)今回の世田谷区の動きは、何十億の予算を使った防災支援で、他の自治体が追随するか注目されるそうで、植木さんとしては何とか参入できないかと考えているようです。

 

  1. 昔の仲間がいまも現役で頑張っている話を聞くのは嬉しいものです。

(1) 「涼しくなったら、会いたいですね。是非京都にお出かけ下さい」と言われました。当方は余生を送る日々で、なかなか京都までは、と答えましたが、そう言ってくれるだけでも有難いです。

 

(2)もう20年も昔ですが、宇治の大学に勤務していたころ、植木さんを初め多くの仲間と、KSEN(京都ソーシャルアントレプレナー・ネットワーク)という組織を作って活動しました。

(3)夏休みを過ごす茅野の田舎家に、彼らが「KSEN八ヶ岳合宿」と称して何度も来てくれました。

皆さん現役の忙しい身でしたが、毎回7~8人が、週末を利用して車を駆って、遠路はるばる京都から(一部は東京からも)泊りがけで来てくれました。

 

(4)昼は、近くのカフェや農場に行き、夕方からは我が家に集まって、時には資料をもとに話し合いました。

食事もし、お喋りを続け、最後は、皆で輪唱を歌いました。

5.年を取ると、そんな昔のことを懐かしく思い出す時間が長くなります。