Mytopgunさん有り難うございます。若者を里山や農業にひきつけるのは、非日常体験と新鮮な野菜。
それと、時間の流れの違い、これはどうでしょうか?
この夏、東京と信州を往復してそんなことを感じました。


私の方は京都に戻ってきて、雑用を処理しているだけで1日が終わってしまいますが、毎日、研究室で日中を過ごしています。朝夕は多少しのぎやすくなったとはいえ、今日あたりの日中の日射しは強烈です。

写真は東京の留守宅を占領している我が家の猫ですが、夏は彼女とも連日顔をあわせていました。
もっとも彼女は典型的な猫中の猫というか、マイペースそのもので10年もいるのに一向に私にはなつきません。そして1日中のんびりと気楽そうに過ごしています。
「私が猫とたわむれているとき、ひょっとすると、猫の方が私を相手に遊んでいるのではないだろうか?」―うろ覚えですが、たしかモンテーニュの「エッセイ」にあった言葉だと思います。
たしかに彼女の視線をみていると、むしろ人間を哀れんでいるのではないかと思えてくるから不思議です。


田舎から都会に戻って、所詮短期間のお客としての滞在だからかもしれませんが、田舎の方がストレスは少ないなとあらためて感じます。猫型に近いライフスタイルがより可能ではないでしょうか。


都会とくに東京にいると単に人間が多いからと言ってしまえばそれまでですが、ストレスのたまることが多いですね。

甥が、毎日電車で通勤して会社に着くまでにイライラすることが必ず1つや2つはあってそれだけで疲れてしまうということを言っていました。
人によって、或いは親からの訓育によっても異なるでしょうが、例えば、見知らぬ人にぶつかったら「失礼しました」と言うのが当たり前という文化で育った若者が、朝、駅の構内で早足で歩いてくる人がぶつかって物もいわずにそのまま通り抜けていく(日常茶飯事の光景ですが)・・・としたら、これは相当ストレスがたまるだろうと思います。
もちろんこんな些細なことだけではなく(でも私のような人間には些細なマナーの方がよほど気になるのですが)、朝、電車の中で人が言い争うのを目撃することも珍しくないそうです。
京都は東京より人間が少ないだけましでしょうが。