海太郎さん、遅くなりましたが、コメント感謝です。

海外で頑張っている若者についてご指摘の通りと思います。


実は、アフガン、ペシャワール会の悲劇もあり、ますます若者が内向きになるのではないかと案じています。

亡くなった伊藤さんは本当にお気の毒で何とも言いようがありませんが、同時に、
彼を失った、中村哲さん(医師でクリスチャン。20年以上、アフガンで医療活動や水の確保の奮闘。
ペシャワール会の現地代表)の無念を思うと、何とも言えない気持ちになります。


ブログにも書きましたが、中村さんには昨年5月、
本学に来て頂き、話を聞きました。生命を賭けて取り組んでいる姿に、学生諸君は大きな感銘を受けたと思います。



その時も、日本の政策変更もあって、アフガン人の対日感情に変化がみられるという懸念を表明しておられましたが・・・


ところでカンボジアで活躍する日本人について前回簡単に触れましたが、現地で会った日本人に、
新潟県立看護大学3年生の2人の女子学生がいます。


FIDRは国立小児病院の外科病棟と同病院の給食事業を支援しています。

8月22日にここを訪問して、見学したり話を伺った時に、この2人も参加していました。
熱心にノートを取ったり、質問をしたり、その姿勢に感心したので、少し会話を交わしました。


先生のアドバイスや紹介はあったようですが、基本的には、単位がもらえる訳でもなく
自主的な計画による行動のようで、このあと、ベトナムに行って、
同地のハンセン病の隔離施設を訪問すると言っていました。


もちろん将来は看護師になるつもりですが、海外での活動にも興味を持っているとのこと。
まさにFIDRに所属する女性が、ここプノンペンの小児病棟で指導に当たっています。そんな姿がロールモデルなのでしょうか。


名前も訊かなかったし、私も名乗らなかったので、まさに一期一会でしょうが、とても気持ちよい学生たちだったので
別れ際に写真を撮らせてもらいました。
健闘を心から祈りたい気持ちになりました。