KSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)

10月最初のブログです。
arz2beeさん、コメント有難うございます。
私も、正直言って、富田林もPL教団も石上露子も何も知らなかった
ので、ほやほやの知識をブログに披露した次第です。

「人の境遇をどうとは軽々には言えない・・・」
まったく、その通りだと改めて感じ入りました。

だからこそと言うのでしょうか。石上露子のような女性の生涯には
興味をもちました。


そう言えばご存じの通り英国では「伝記」に人気があり、
本屋に行くと専門の棚があって、たくさん並んでいます。

それに比べて日本人は「伝記」への興味が比較的薄いような気が
しています。

それと概して、面白い「伝記」が少ない。
なぜかは分かりませんが。


話が変わりますが、京都のことをまだ書き残しておらず、
1週間以上経ちますが、今回は遅まきながら
9月27日(月)久しぶりのKSEN(京都ソーシャル
アントレプレナー・ネットワーク)の運営委員会の報告をして
おきます。


1. 今回は、7月3日のイベント、8月下旬の蓼科高原での合宿
以来の集まりです。


2. そう言えば、蓼科合宿もブログに載せていませんが、以下に写真だけ。

私を入れて9名、焼肉を食べ、温泉に入り、輪唱をし、
ロッジに1泊した8名が渋滞の中、猛暑の下界に帰っていきました。


3.27日の運営委員会は、新しく参加した2人を入れて14名の参加で
ほぼフルメンバーでした。
 2年ぶりの加藤和子さん、東京から休暇で実家に帰ってきている
中尾さん、蓼科には来られなかった橋本さん、
ベンチャー企業の花形社員として海外を股にかけて活躍中の
伊藤シニアさんも参加。
いつまでも忘れずに機会があれば顔を出してくれるのは嬉しいものです。


4. 今回は、1つは、3月の「5周年記念活動報告書」の作成に多大な
貢献をしてくれた川原さんの結婚&東京転勤を祝うのが主たる目的。
シャンパンを開けてみんなでお祝いしました。

5. それと、「居場所」が新しくなりました。
植木さんの株式会社カスタネットが、従来の本社からすぐ近くですが、
引っ越しをし、同時に従来は中京区の四条に近かった「カスタくんの
町家」も「カスタくんのお家(うち)」と銘打って、本社の隣に
新しくオープンしました。
会社の隣というのは何かと便利でしょうし、KSENにとっては、
相変わらず「居場所」が確保できたということはまことに
有難いことです。

6. 久しぶりに登場した加藤さんからは、元気な活動報告がありました。
ITの専門家で講習会の企画など活躍しており、この日も
ツイッター」の効用についての披露があり、もっと詳しく聞きたい
ということで、次回のKSENのイベントはこれをテーマに
11月8日(月)開催が決定しました。
加藤さんはまた、「京都女性起業家協議会(WECK)」
を立ち上げて、早くも京都府の委託を受けて研修事業などを
展開しつつあります。


7. 最後に、伊藤ジュニアさんの活躍を報告しておきます。
彼は同志社大学の3年生ですが、今年8月15日に
みやこめっせ」と「京都市役所前広場」で若者が中心となって企画した
「平和を考えるイベント」の中心人物として活躍しました。


今年が第1回で、発起人は、経済人クラブ代表の畑本さんという女性ですが、
来年の第2回は、彼女はアドバイザーの立場で若者に任せて、
伊藤さんが実行委員長になることが決まっています。


今年のイベントについて彼の想いが以下のメールに
現れていますので紹介します。


「この夏は残念ながら蓼科に行けませんでした。
というのも、
「若者による平和を考える会を主催しました。
政治的宗教的背景は一切なしです。
若者の中で風化しつつある戦争の記憶を戦後65年を迎えるにあたって、
見直す必要があるということで学生が中心となって開催しました。
具体的には元特攻隊の千 玄室氏 裏千家前家元にご講演を
行っていただいた他、若者と財界で活躍される方との対話を開きました。
語り部の方が大変ご高齢ということで、私たちはこの節目の機会に肉声を
聞くことができる最後の世代としてしっかり記憶と想いを引き継がなけれ
ばと思い、企画しました。
このことで少しでも多くの若者が平和や戦争、今というものに対して考え
ていただけるきっかけになってくれたらと思っています。」

8. 個人的な想いになりますが、戦中世代として、
こういう若者が居るということに
何と頼もしいことだろうと感じています。

日本では、有難いことに、戦後65年も身近に戦争を感じることなく
暮らしている。
それだけに、記憶が遠くなってきている。

おまけに、不幸なことに、敗戦という事実と、あれが侵略戦争だったか
自衛戦争だったかという不毛な議論に巻き込まれるのが嫌さに、
忘れたいと思っている人も多いのではないか。


そういった中で、まさに彼が言うように、イデオロギーとは
一切関わりなく、
右や左の立場とは一線を画して、純粋に、戦争と平和を考える・
語り・伝えていくという意志と行動には、正直言って感動しました。

来年は彼は就活で忙しい中で実行委員長を務める訳ですが、
こういう行動力と意思のある
若者こそ、企業社会の「求める人材」ではないかと痛感しています。


全国の優良会社の人事担当の方、彼らのような若者に注目してください!