KSEN八ヶ岳合宿ときゃりーぱみゅぱみゅ

1. 皆様のコメントまことに勉強になります。
有難うございます。
柳居子さんの「民族記憶」と「臣茂」も面白いですが、某元総理に「激怒された畏きお方」を読んで、「激怒された」のはよく理解できますし「以来行幸されなかった」のも見識と思いますが、それならご当人の出処進退はどうだったのだろうか?という気もします。

我善坊さんの「福沢は尊敬するが、勝の方が好き」
十字峡さんの「瀬島竜三に関心あり」
も面白かったです。


皆様のご指摘を読みながら、以下のようなことを考えました。


自らを「ラディカルなリベラリスト」と言ったという井上成美大将の戦中と戦後を、
或いは硫黄島栗林忠道中将の果敢な最後を、
或いは、中将が大本営に送った訣別の電報を・・・
「戦局、最後ノ関頭に直面セリ・・・今ヤ弾丸尽キ水涸レ全員反撃シ最後ノ敢闘ヲ行ワントスルニアタリ・・・皇国ノ必勝ト安泰トヲ祈念シツツ、永(とこしえ)ニ御別レモウシアグ・・・」

或いは、「きけわだつみのこえ、日本戦没学生の手記」で知る、死んでいった若者たちを・・・・、
思い起こす最後の世代が私のような高齢者でしょうから、そうとすれば、
(1)「民族記憶」はどのようにして受け継がれていくのか?
(2)今の若い人にとって「ロールモデル」とはどういう人だろうか?


もうすぐ8月です。
沖縄の方にとっては6月が辛い時期でしょうが、私個人としては8月は、いささかしんどい時期です。

2. 今は平和な時代です。


3連休の2日を使って、KSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)の仲間が「八ヶ岳合宿」にやって来ました。
計7名、5名は関西から、2名は転勤組で東京からです。
合宿は4年前から始めて、昨年は台風のためキャンセル。今回が3回目です。
1泊ですから時間は短いですが、多少の気分転換にはなったでしょう。
何せ祇園祭の京都は36度まで行くそうですが、蓼科高原はさわやかです。


3. KSENは暫く活動を休んでいますが、植木さんが京都ソーシャルビジネス・ネットワークの名前で府の助成を得ての活動に秋から協力することになり、そんな打ち合わせをしました。


高原のカフェで、お茶とケーキで、親の介護や、いじめや、若者が海外(アメリカ、ボルネオ)に行って感じたことなどを聞きました。

若者の話でいちばん知恵がついたのは、「きゃりーぱみゅぱみゅ」」なる、歌を歌う女の子の名前を知ったことです。
我々夫婦は浮世のことを殆どフォローしていないので、驚きながら聞きました。
もっとも、グーグルで検索したりユーチューブで見たりするほどの興味はないので、ただ驚くばかりですが、このブログを見ている方はご存知でしょうか。


これが「皇国の安泰」の象徴でしょうか?
彼女が「ロールモデル」でしょうか?


4. 感心したことに、やはり、ソーシャルメディアの普及があります。
特に若い人はスマートフォンを駆使して、有効に活用。

中尾さんは撮った写真を早速、私のフェイスブックに「タグ付け」とやらをしてくれて、それに直ちにKSENの仲間で参加できない川原さんが「いいね」と反応してくる。
その速さに驚きます。

茅野駅まで車でピックアップに行く必要があり、
殆どの人にとっては当たり前でしょうが、私は携帯メールをやらないので、電車の中から時々刻々と「いまどこを何分遅れで走っている、到着は〜時頃になりそう」と情報が入ってくるのも改めて感心します。


私のPCではとても追いつかず、家人が携帯メールをやるので、家人あてに打ってもらいました。

私のやってるブログは「ストック型」、そこから今や、彼らの交信とフェイスブックは「フロー型」のインターネットに移行していることを実感しました。

もっとも当方はこのまま、希少な「ストック型」に居残るつもりです。

5.そうは言っても、ソーシャルメディアだけでなく、時に、face to faceの交流も大事だと痛感した若者からの、合宿での感想に触れた、以下のようなメールを今回の最後に引用します。

・・・・・久々にお会いでき、face to faceはやっぱりいいなあと!

今回はゆっくりと、晩御飯&話せる時間があり、よかったです!


・川本さんのお話の中で、
社会起業家やビジネスが生まれやすい環境について、
アメリカと日本の素地の違い、
キリスト教が根本にある、ボランティア精神、
政府に任すのではなく、自分たちでやるんだ!という精神があるか。
根本の違いが大きいという視点、とても学びでした。

政権交代、政府のお金の使い方、日本のNPOこれでよいのか、
日本人の最近のマナー、家庭教育、など色々と話せて勉強になりました。
働く価値観、課長論も、意見交換できてよかったです。

9月以降のKSEN Uストリーム発信も楽しみにしております。」


5. 加藤和子さん、Uストリームって何?
今度教えてくださいね。