ksen2005-11-22


 先週末は、1ヶ月ぶりに ――ということは、マーリン夫妻を東京で迎えて以来ということですが ――帰京しました。社会起業家ネットワーク(CAC)代表の服部さんにも会って、今回のマーリン・プログラムでは東京側の運営にたいへんお世話になったので、ささやかな慰労会を開きました。もっとも、助成を頂いた国際交流基金への正式報告や後援団体である(財)海外投融資情報財団の機関誌への執筆(これは服部さんとの共同作業)が残っているので、そのうち合わせも兼ねた会合で、まだまだプログラムが完全に終了した訳ではありません。
日曜に京都に戻りました(私の場合、留守宅は東京なので、帰洛だか上洛だか分からないところもありますが)。ご承知の通り、紅葉がさかりで、若干の時間を見つけて、南禅寺法然院を歩きました。
法然院へは、10月24日(朝)浅野さんと一緒に、マーリン夫妻を案内して訪れ、梶田住職にもお会いしました。その時から1ヶ月経って、法然院と紅葉・山門の写真を撮って、1ヶ月経ったらこんなに色鮮やかに変わりましたという簡単なコメントを添えてマーリン夫妻に送りました。あまり出来はよくありませんが、右上がその写真です。
アリスからは「素晴らしい!京都での有意義な日々を思い出します」と、ジョンからは「こういう場所に住んでいるタカシが羨ましい」と早速返事が来ました。
それにしても、デジタル・カメラとインターネットそしてブログ・・・とコミュニケーションの道具は驚くばかりに多様化し・変わりましたね。
他方で、お会いした時の梶田住職の短いコメント・・・「仏教では人間も自然の一部。対して西洋では自然VS人間という認識が前提ではないか。そして、日本でも西洋的なとらえ方になりつつあるのではないか」・・・を思い出しています。