NYメトロポリタン美術館には日本語のウェッブ・サイトがあります。開けてみたところ、「ギャラリーでの写真撮影ポリシー」という項があり、「美術館の常設展における写真撮影は私用、および非営利目的の場合のみ許可されます」とありました。ブログに掲載するのも許されそうですね。
もちろんフラッシュの使用は禁止です。実はこの写真は、間違ってフラッシュをたいてしまいました。

まだデジカメの操作に慣れていなかったためですが、警備員の指摘で気が付き、おまけに「ここを押すとフラッシュはつかない筈だよ」と教えてくれました。日本でもそうでしょうか、美術館で出会うスタッフは親切な人たちが多いですね。
フラッシュのために写真に光りが当たり、ひどい出来になりました。絵はナショナル・ギャラリーにある「読書する少女」という18世紀のフランスの画家・フラゴナールの作品です。
友人のTさんはご夫婦そろって水彩を描きますが、若い頃からこの絵が大好きだそうです。昨年秋ご夫婦でアメリ東海岸に旅行をしたのですが、この絵をワシントンで観るというのが最大の目的で、長年の念願叶ったと感激していました。こういう目的をもった旅もいいものだと羨ましく思いました。