以下に13冊の書名を脈絡もなく並べます。皆様の中でどれかお読みになった方がおられるでしょうか?
1. 『人生ゲーム――ある朝ぼくの会社がなくなった』(中川淳一郎、
アメーバブックス、2005年)
2. 『輓馬』(鳴海 章、文春文庫2005年)
3. 『トムソーヤーの冒険』(マーク・トウェイン、新潮文庫、1953年)
4. 『桂ざこばのざっこばらん』(桂ざこば、KKベストセラーズ、2006年)
5. 『超バカの壁』(養老孟司、新潮新書、2006年)
6. 『国家の品格』(藤原正彦、新潮新書、2005年)
7. 『蝶々の纏足・風葬の教室』から「蝶々の纏足」(山田詠美、新潮文庫,
1997年)
8. 『ユダヤ人大富豪の教え――幸せなお金持ちになる17の秘訣』
(本田健、だいわ文庫、2006年)
9. 『命』(柳美里、新潮文庫、2003年)
10. 『神様のボート』(江国香織、新潮文庫、2002年)
11. 『殺人症候群』(貫井徳郎、双葉文庫、2005年)
12. 『夏の庭―The Friends』(湯本香樹実、新潮文庫、1994年)
13. 『「やりたいこと」がわからない人たちへ 人生にとって
仕事とは何か?』(鷲田小彌太 PHP文庫、2005年)
おそらく、読むどころか、題名を(あるいは著者名を)初めて聞いたというのが殆どではないかと思います。私も同じです。
実は、以上は、「現代社会研究演習」というゼミで私の担当している13人の3年生が選んだものです。「何でもいいから、連休中に「1冊の本」を自分で選んでレポートを書くこと」という大型連休前に出した課題に対する、彼らの答えです。大学生が読む本としてはちょっと寂しいと思うか、こんなものかと思うか、なかなかいい本も読んでるなと思うか、読んだだけでも上出来と思うか、は人によって感想がさまざまでしょう。
なぜ、そんな課題を出したか?といった背景については次回以降に・・・