ksen2006-05-29


以下に13冊の書名を脈絡もなく並べます。皆様の中でどれかお読みになった方がおられるでしょうか?

                         
1. 『人生ゲーム――ある朝ぼくの会社がなくなった』(中川淳一郎
     アメーバブックス、2005年)
2. 『輓馬』(鳴海 章、文春文庫2005年)
3. 『トムソーヤーの冒険』(マーク・トウェイン新潮文庫、1953年)
4. 『桂ざこばのざっこばらん』(桂ざこばKKベストセラーズ、2006年)
5. 『超バカの壁』(養老孟司新潮新書、2006年)
6. 『国家の品格』(藤原正彦新潮新書、2005年)
7. 『蝶々の纏足・風葬の教室』から「蝶々の纏足」(山田詠美新潮文庫,
     1997年)
8. 『ユダヤ人大富豪の教え――幸せなお金持ちになる17の秘訣』
    (本田健、だいわ文庫、2006年)
9. 『命』(柳美里新潮文庫、2003年)
10. 『神様のボート』(江国香織新潮文庫、2002年)
11. 『殺人症候群』(貫井徳郎双葉文庫、2005年)
12. 『夏の庭―The Friends』(湯本香樹実新潮文庫、1994年)
13. 『「やりたいこと」がわからない人たちへ 人生にとって
     仕事とは何か?』(鷲田小彌太 PHP文庫、2005年)

おそらく、読むどころか、題名を(あるいは著者名を)初めて聞いたというのが殆どではないかと思います。私も同じです。


実は、以上は、「現代社会研究演習」というゼミで私の担当している13人の3年生が選んだものです。「何でもいいから、連休中に「1冊の本」を自分で選んでレポートを書くこと」という大型連休前に出した課題に対する、彼らの答えです。大学生が読む本としてはちょっと寂しいと思うか、こんなものかと思うか、なかなかいい本も読んでるなと思うか、読んだだけでも上出来と思うか、は人によって感想がさまざまでしょう。
なぜ、そんな課題を出したか?といった背景については次回以降に・・・