■

「カスタ君の町家」への期待 - 川本卓史京都活動日記でご紹介したように、20日（金）「カスタ君の町家」を拝借して、京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク（KSEN）のイベントを開催しました。

内容はすでに「カスタ君の町家」にて ちょこっとマネーのはなしを聴く : 加藤わこ三度笠書簡に出ていますのでぜひご参照ください。

テーマはずばり「お金」（最近は「マネー」という方が格好いいみたいですが）。

私のシドニー時代以来の畏友・自称「マネーの達人」に講師をお願いしたのですが、豊富な知識と経験に圧倒されました。
同じ長さの人生を送ってきて、こんなにも違うかと、私自身の勉強不足やら資産形成に無精で無駄遣いばかりしていた半生を痛感・反省した次第です。

当日は、具体的な資産形成や運用方法の説明に加えて、含蓄のあるコメントも以下の通り・・・

・ 資産形成以上に大切なのは非金融資産（健康・人脈・知識・労働力・・・）の充実
・ 仕事のプロになることが投資の成功への道
・ まずは自分の資産の確認・管理と支出のコントロール
・ 節約は確実な運用手法、節約できる人は意志が強い
・ 資産形成の第1歩は自己投資から
・・・等々

もちろんKSENの企画ですから、お金とソーシャルに付き合う（個別企業の選別、金融ＮＰＯ、エンジェルファンドや寄付などの支援・貢献・・・）ことにも話題は広がりました。

20名強の参加者は多士済々で、金沢や大津・大阪から駆けつけてくれた方、東京から（植木さんのところに来た国際開発救援財団）、さらにはアメリカ人の飛び入り（非営利組織のイノベーションを専門とするコロンビア大学助教授）,まだお金には縁の無さそうな学生諸君まで、最後まで賑やかでした。

講師ご自身、神戸からわざわざボランティアで来ていただき、まことに感謝しております。

今後も植木さんのご好意で「町家」を利用させて頂けそうなので、楽しみです。
交流の場として大いに利用したいし、カスタ君と（株）カスタネットの広報のお役にも立てればと願っています。

ＫＳＥＮとしては、メンバーが全員仕事持ちなので、これからも、なかなか自前のイベント企画が難しいと思います。
そこで、植木さんご自身の企画（「植木塾」）への応援はもちろんとして、「カスタ君の町家」を活用して、京都文教大学社会企業家勉強会の企画・実行によるイベントに、アイディアの提供・集客・広報といった面で協力していきたいと考えています。