コメント有り難うございます。

海太郎さん、そうなんです。デボラ・カーなんです。

いちばんは「めぐり逢い」ですね。これだけで海太郎さんと長く会話が弾みそうです。
物語はお涙頂戴(tear-jerker)のメロドラマですが、ご指摘の通り、会話が実にしゃれていますね。

それと何と言っても、主人公はエンパイア・ステート・ビル。ケリー・グラントとデボラ・カーが半年後の7月1日の午後5時、102階の展望階で再会を約束する ――それまでに互いの気持ちに変わりが無く、かつ自分で生計を立てていく目処が立ったら、必ず現れる・・・そして結婚しよう。

当時、このビル、世界でいちばん高いビルで、「天国にいちばん近いところ」で再会しよう・・・。しかし交通事故に遭ったデボラ・カーは行けなくなってしまった・・・


この映画は、ハリウッドで3回製作、いわゆるリメイクされており、初回は1939年、シャルル・ボワイユとアイリーン・ダン、2回目(1957年)が本作で、3回目は1994年、ウォーレン・ビーティとアネット・ベニング

面白いのは、1作目と2作目を同じレオ・マッケリーが監督していることで、彼の原作でもありよほど気に入っていたのでしょう。


しかし、デボラ・カーというと「上品」「優雅」の代名詞で、「すこし近寄りがたい」というご指摘もよく分かります。

しかし(下らぬ話で長くなって恐縮ですから簡単にしますが)、ハリウッドが「優雅さ」と「性的魅力」のミックスを売り出そうとしたことは、あの有名になった「地上より永遠に」の役柄の通りです。テネシー・ウィリアムス原作の傑作戯曲でビビアン・リー主演の映画で知られた「欲望と言う名の電車(Streetcar named Desire)」(題名はニューオルリーンズにある通りの名前を終点とする実際にあった電車から)にちなんで「欲望という名の優しいカーSweet Kerr named Desire」というキャッチコピーを付けられたりしたそうです。


話変わって、職員某さんその1もコメント有り難うございます。

虹とグランドキャニオン、本当にいい経験をされたことと思います。
次回はぜひニューヨークに行ってください。


今回は、また他人の写真ばかりですが、某さんその2から送って頂いた写真を掲載させて頂きます。親族の慶事でハワイ・サンフランシスコに行ったとのこと。これもいい経験だったことと思います。


どちらも私は住んだことなく詳しくないのですが、シスコは出張で何度か行きました。

当時は、この電車、駅でなくても自由に乗り降りが出来たのですが、いまはどうでしょうか?


そう言えば、ロンドンの2階建てバスも昔住んでいた頃は、乗り降り、いつでもどこでも自由で、おおらかなものでした。今はおそらく乗り降り口にドアが付けられて、出来なくなっていることでしょう。