卒論終わりました

またまたコメントのお礼が遅くなってまことに申し訳ありません。

前回も書いたように、15名の卒論指導で連日、ふうふう言っております。


中島さん、京都地域創造基金は、ご存じのとおり、市民の小口募金によって
基本財産を集めて、この3月に発足したというユニークな試みで、「意志ある寄付が社会を変える」
「市民活動に必要なお金の流れを新たに作り出す」を目指しています。


私もささやかな募金者の1人ですが、理事長の深尾さんに頼まれて、10月17日の設立記念フォーラム
では「応援演説」をしました。

大いに期待しているので、応援はもちろんしましたが同時に注文もつけて、「金融の専門知識を
身につけてほしい」「お金との付き合い方を市民に啓蒙して発信してほしい」「情報開示と
説明責任を徹底してほしい」の3点を要望しました。


これからの日本では市民レベルでおカネを回すということが本当に大事になってくると思います。
税金(だけ)ではなく、寄付・募金の流れですね。


同時に、税金は、もちろん手間の問題はあるでしょうが、全員が源泉徴収ではなく、
確定申告にすべき、そして税逃れを防ぐためにも(所得税の捕捉率の低さが最大の問題)
消費税への依存を引き上げるべき、が私の持論です。



柳居子さん、堀田さんの奥様のご実家とお親しい由、さすがに京都の顔ですね。

堀田さんは、たぶん来年1月17日と3月13日に、講演で京都に来られる予定で、そのうち、
前者はおそらく、植木さんの尽力で「カスタくんの町家」に来られると思います。
お時間があれば、お出かけください。


卒論の方ですが、明日が締め切りですが、私のゼミは例年より早く、本日、めどが立ち、
全員の提出が終わり、ほっとしているところです。

いろいろと苦労があり疲れますが、打ち合わせているうちに徐々に、完成していく、
そのプロセスに付き合うのは(個人差がありますが)結構、楽しい作業です。

ある女子学生は、4回生になった始めの頃は「リーダーシップ」について書きたいと言っており、
5月末締切の卒論題目を提出するときは、何と「ジョン・レノン暗殺のアメリカ社会」に変わり、
結局、これでは書けないと悩んでいました。1か月前ぐらいになって、「公共広告について書く」
と言い出し、「公共広告とイメージキャラクターについて」まとめ、これがなかなか面白く出来ました。


・企業の商業広告と公共広告に、どんなタレントが出ているかを調べて、

・これらを、タレントのイメージから「安定」「安らぎ」「あこがれ」「話題性」の4つに独自に分類

・この結果、公共広告に出ているタレントが「安定」に多いとの仮説を立て、


・その代表選手が、草なぎ剛である、従って、彼は、スキャンダル(町中で酔って全裸になった)
を起こしたにも関わらず、唯一、公共広告から降ろされず、今だに続けている・・・・

というような論述で、私の全く知らない(テレビ、特に民放をほとんど観ないので)
世界で大いに勉強になりました。


タレントにしても、草なぎ某も名前しか知らない。顔は全く分からない。


皆さん以下のような人、ご存じですか?

江尻エリカ、高岡早紀江角マキコ、TOSHI,TERU(何じゃ、この名前は?)・・・・等々、
初めて聞く名前ばかりです。


どんな人たちなのか、論文を読んでも、まだ私にはイメージが湧きません。

年末年始、少しはテレビでも観た方がいいでしょうか?


ということで最後に、タレントとはかくも違うかという、年寄りの不細工な・醜い顔
を載せることをお許しください。