2011年年賀状と「旅に出よう」

年を越してしまい、まことに失礼ながら
さわやかNさん、昨年最後のコメント有難うございます。
英語(でなくともよいが)を日本語に訳す(逆も
同じだが)難しさはブログでもご報告していますが、まさに
ご指摘のように「well being」と「幸福」とがどこまで同じ意味か?
難しいですね。


2011年、京都を含めて西日本・北日本は雪のお正月のようで
まことにご苦労と思いますが、東京は3日間
とも好天が続いています。

このブログ「京都活動日記」と銘打ちながら、昨年4月から京都での活動は
かなり減ってしまい、忸怩(じくじ)たるものがあります。

20日には京都に行き、しばらく滞在する予定です。

ところで、この「忸怩」が、ワープロで入れようとしたが出てきません。
やむを得ず、手書き入力をしたのですが、誰も使わなくなってしまったのでしょうか。


元日は例年のように家族が集まりました。
土間に置いてあるワインの戦利品の山が、まあ何とも
酒飲み一家だなあと改めて感じ入っているところです。

昨年も年の初めのブログは頂いた年賀状について書いたのですが、
今年も幾つかの感想から始めます。

1. 昔の職場の年下の友人から、長男が就職するので最後になるかもしれない
家族旅行にグァムに出掛けた。
「年末と言うこともあり芸能人とも遭遇、ホンジャマカの恵ファミリーと一緒のホテルで
水上バイク等々を楽しみましたし・・・」
とあったので、
ホンジャマカとは何者だ?」と叫んだところ
「お笑い芸能人じゃない」という、ロンドンから一時帰国の娘の反応。
「何で、ロンドンに居て知ってるんだ」と驚いたところ
「昔、日本に居た時、活躍していたと思う」とのこと。

何せ、NHK紅白も殆ど一度も見たことがないので、どうしても無知になります。

まあ、前回ご紹介した「ジ・エコノミスト」の記事にあるように
年よりの特権は、興味のないことに義務で首を突っ込む必要がない、
話題に入れないからと言って無理にTVを見ることもない、
というのは有難いことです。

2. 昔の職場の大先輩から毎年、年賀状を頂き、今年も拝受したのですが、
これが、毎年、お1人で海外旅行をしたときの写真を添えています。
昨年の賀状には、2つの写真があり、1つは「2009.8.11.チェコプラハ
もう1つは「同年8.20英国ブレンハム宮殿」とありました。
当時92歳のはずです。
今年は果たしてどうだろうか、とかなり気になっていたのですが、
ちゃんと頂き、大いに安心しました。

2010年7月9日「ベトナムハロン湾」にてとあり、お名前の
横に(94)とあります。

93歳でまだ旅に出るとは!
応援したいですね。

幾つになっても、旅はできる。元気で好奇心と多少の恒産
(これも漢字に換えられなかった)があれば、
としみじみ思った次第。

3. ちなみに昨年の賀状にある「ブレンハム(ブレナム)宮殿」は
第2次世界大戦時の首相だったウィンストン・チャーチルの生まれたところです。
代々のマールボロ侯爵の住まいであり、
ユネスコ世界遺産に登録されています。
実は、私も昨年夏にロンドン郊外の娘夫婦のところに長逗留したときに
訪れました。

もっとも私の場合、仕事は別にして個人的な理由で海外旅行に
行くのは、もう6年前、当時ジャカルタに勤務する息子一家
の社宅を娘と2人と訪れ、一緒にバリ島に滞在したとき
以来です。
妻に至っては、昨年の英国行きは、何と1999年に米国のニュー・
イングランド
ニューハンプシャー州シュガーヒルというところに出掛けて以来です。


とても毎年海外旅行というのは無理ですが、まあ、
海外・国内を問わず、今年もどこか
旅に出られたらいいなとは思いました。

4. 賀状について最後に書いておくと、
「勝手ながら、来年からやめさせて頂きます」という賀状を
1枚頂いた。
昨年は、先輩からお1人あったが、今年は、同い年の友人からであり、
ああ、我々もそういう年齢になったのだと改めて感じるところが
ありました。

それでも、前述の先輩の海外旅行と賀状は、まだまだ続いて
ほしいなと願っています。