KSEN(京都ソーシャル・アントレプレナー・ネットワーク)の皆さん

十字峡さん、コメント有難うございます。

http://d.hatena.ne.jp/mfujino706/20110113
も拝読しコメントも書かせて頂きました。


トイレというカタカナ日本語
が標準語としてほぼ定着したのはなぜだろうと思うものです。

「非営利組織の経営」の読書会、面白そうですね。
東京なら小生も参加させて頂きたいです。


それにしてもKSENの皆さんは寒い最中も活躍ですね。
十字峡さんの他、以下に若干を紹介します。


田中美貴子さんは、3月決戦を控えて、新春早々、全国サッカー準優勝の
久御山高校の応援団長で大活躍。
準優勝という成果は応援団の熱意にも押されたことでしょう。

ブログに何度も何度も報告しておられますが
気持ちは良くわかります)。

http://mikko-t-0513.blog.eonet.jp/default/2011/01/post-5f8f.html


「感動を与えてもらった!」というのは、まさに実感でしょうね。

もしドラ」の女子マネージャー「みなみ」が
野球部の定義を必死に考えて「顧客に感動を与える組織」と
結論づけたことは正しい方向性だったのでしょう。


ちなみに、この本のポイントを前回のブログで
1は、理論と実践との往復運動
2は、裏方の存在に光を当てたこと
と指摘しました。

もう1つあげるとしたら、「本を読むこと」の大切さを改めて意識させた
ということではないか。
(ちなみに、本書の読者層の中心がどういう人たちか興味のあるところ
ですが、普段あまり本を読まない人たちかなと勝手に想像しています)


即ち、本書の出だしは、野球部のマネージャーになった「みなみ」が、
・まず「家にあった広辞苑を引いてみ」る
・「今度は近所の大型書店に出かけていった」。そこで若い女
店員に、マネージャーあるいはマネージメントに関する本はないか
と訊いてみる。
・店員にドラッカーを教えてもらい、2100円を出して買ってきて、
ぼろぼろになるまで読み返す。


私の学生との付き合いでは、こういうアクションを起こす若者が
昨今減ってきたのかなという気がします。
本を読まない、という前に、「広辞苑を引く」なんていうことをしない、
硬い本が置いてあるような本屋に行かない。
足で調べない。手間をかけない。
何でもインターネットで済ませようとする。


そういう風潮の中で1968年生まれの著者は世代がちょっと古いから
でしょうか。
若者にも「本を読む」ことの楽しさを知ってほしいですね。


それと、「みなみ」の照会に対して、ドラッカーをすすめる、
「マネジメントについて書かれた本の中で、最も有名なものです。
世界で一番読まれた本ですね」
という、やや出版社の回し者みたいな気も
しないでもないけど、しかし、こういうアドバイスをする店員の存在も
大事だろうと思います。


ということで、すこし逸れてしまいましたが、

3人目は加藤和子さんで、
彼女は京都新聞が新春早々、「「MyウェイMyライフ」」というコーナーで
写真入りで大きく取り上げられました。
http://www.kyoto-np.co.jp/info/keizaitokusyu/mylife/index.html
彼女はICTアドバイザーであり、
もちろん、前述したように「本を読む」ことが
どんなに大事にしても、インターネット社会の今日、彼女のような存在や
活動なしには生きていけません。
小生など、東京の身近に、加藤さんのような人が居てくれたら
どんなに助かるのになあと痛感しています。


最後に、大津の淡海ネットワークセンターの浅野令子さん、
新年早々、講演活動も始めたようですが、
1月23日は、びわ湖ホールで大きなイベントを企画。
寄付文化を根付かせようという狙いで、公益法人さわやか福祉財団の
堀田力さんの講演会他が開かれます。

詳細は以下のサイトですが、
ご関心のある方、ぜひ、冬のびわ湖を眺めながら、お出かけください。
http://www.ohmi-net.com/centerinfo/123frum/123frum.html



ということで、KSENそのものの活動は
24日予定の新年会で騒ぐぐらいでやや静かですが、メンバーの皆さんは
元気に活動中。


私ひとり寒さにちじこまって、大人しくしております。