ksen2006-05-14

machidaさん、コメントまことに有り難うございます。フローレンスの駒崎さんは、慶応藤沢キャンパスの卒業生ですね。頑張ってますね。
同志社は何と言っても新島襄の精神を受け継いでほしいものです。

写真は数年前にアマースト大学を訪れた時に、彼の肖像画が飾ってある同大学内のチャペルで撮ったものです。
正面向かって右に新島襄、左に同大学出身の唯一の大統領であるクーリッジのがあります。因みに、第2次世界大戦中、敵国の人間である彼の肖像を外すべきという意見も一部にあったが、断じて外さなかったという逸話を、案内してくれた教授が話してくれました。


同志社卒業生については、10日の政策学部2年生への講義で事例紹介として、マイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーションのCEO栃迫篤昌さんに触れました。
彼は、76年同志社大学商学部を卒業し、東京銀行に入行し、03年に退職して米国首都ワシントンに同社を設立しました。
同社の活動についての詳細はまたにしますが、「アンバンクド(Unbanked)」と言われて、銀行が相手にしない、従って不当な中間搾取をされている米国内移民の厖大な郷里送金をはじめとするサービス業務に公正な価格と的確なサービスで進出し、まだ3年目ですが、NY Timesで取りあげられるなど米国内で注目されている会社です。
まさに「ソーシャル・エンタープライズ」ですね。
私の昔の職場の後輩ですが、大いに尊敬しています。

同志社大学だけではなく、私にとっていちばん嬉しいことに、うちの大学生の中にも関心をもってくれる人たちが現れました。
まず第1回は、カスタネットの植木さんの時間を頂いて同社訪問の上、いろいろ話しを伺いました。若者たちにも大いに刺激になったようで、早速ブログ1およびブログ2を作って、トラック・バックもしてくれました(さすが、若者は行動が早いですね。私はいまだにトラック・バックのやり方が分かりません)。


同志社に負けずに、京都文教大学に「社会起業家」に関心をもつ若者が出てくれば、こんな嬉しいことはありません。